こくど‐じく〔‐ヂク〕【国土軸】
国土軸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 21:06 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動国土軸(こくどじく)とは、細長く連なった日本列島において、背骨のように貫く都市・産業・交通の有機的なつながりのこと。元々「太平洋ベルト地帯」(第一国土軸)を意味し、日本経済を支える重要な軸を意味していたが、「国土の均衡ある発展」のために、第二、第三の国土軸も提唱され、「軸」という言葉の意味は薄れてきている。現在、以下の4つの国土軸が構想されている [1][2]。
国土軸の基礎となるものは、その軸沿いに存在するいくつもの都市とその裏づけとなる産業、そして、それらをつなぐ新幹線、および高速道路等である。
沿革
今まで「一極一軸型国土構造」であった日本国を「多極分散型国土構造」に変貌させるべく、第四次全国総合開発計画(四全総: 1987年決定)に代わる新しい全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」が1998年(平成10年)に策定された。これにより、21世紀の新しい日本の国土づくりの基本的な考え方が決定した。
西日本国土軸
- 第一国土軸。
- 太平洋ベルト地帯とその周辺。
北東国土軸
日本海国土軸
太平洋新国土軸
脚注
外部リンク
国土軸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 16:41 UTC 版)
「21世紀の国土のグランドデザイン」の記事における「国土軸」の解説
国土軸とは、文化や生活様式を創造するための基礎的条件である気候、風土、文化蓄積、地理的特性などにおいて共通性を持つ地域の連なりからなり、国土の縦断方向に形成される軸状の圏域のこと。都市と自然のネットワークが重層的に共存し、人、物、情報の活発な交流が行われるところ。
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