吉田保 リマスタリングシリーズとは? わかりやすく解説

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吉田保 リマスタリングシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 07:54 UTC 版)

吉田保 (レコーディングエンジニア)」の記事における「吉田保 リマスタリングシリーズ」の解説

2014年から2015年にかけてリリースされた、吉田によるリマスタリング・シリーズ。1982年CD発売され以降デジタル技術の進化により、CD記録できる音圧次第大きくなっていった。しかし、記録できる最大レベル一定のため、音圧上げるほど、楽器や声の持つ本来のピーク・レベルをつぶす必要があった。1990年代後半マスタリング作業にデジタル・コンプレッサーが導入されると、その効果により音圧飛躍的に上がる一方楽器が持つ本来の音の強弱起伏も消す結果となった。そのため派手でクリアいわゆる良い音」に聴こえるかもしれないが、耳に負担がかかり、長時間聴くには適さないになった音圧競争エスカレートする中、アナログ限界しか意識しない作られ当時作品リマスタリングには、こうした流れ一考余地ありそうだという。このシリーズ音圧を稼ぐだけのマスタリング異なり、ピーク・レベルのコンプレッション抑えることで、楽器の持つ本来の強弱シンガープレイヤー表現、そしてアナログ・レコード臨場感再現することを目的としたマスタリング特徴吉田当時自身録音した音はこうだった、あるいはこうあるべきだとの判断リマスタリングされているため、近年マスタリングされた他のCD比較する音圧レベル小さく感じられるかもしれないが、ボリューム上げて聴き比べれば力強くてがある音にもかかわらず耳にやさしい、アナログ・レコードサウンド想起させる音に仕上げられているという。 第1回13タイトル第2回7タイトル第3回6タイトル第4回5タイトルのほか、杉真理1984年発表通算6作目アルバムが、リリース30周年記念盤として吉田による新規リマスタリングリイシューされた。また、RAJIEソニーミュージック音源5タイトルも、ブリッジから再発された。いずれも吉田による2014年および2015年リマスタリング音源使用しBlu-spec CD2フォーマット採用された。

※この「吉田保 リマスタリングシリーズ」の解説は、「吉田保 (レコーディングエンジニア)」の解説の一部です。
「吉田保 リマスタリングシリーズ」を含む「吉田保 (レコーディングエンジニア)」の記事については、「吉田保 (レコーディングエンジニア)」の概要を参照ください。

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