収録国とは? わかりやすく解説

収録国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 08:32 UTC 版)

スコットカタログ」の記事における「収録国」の解説

スコットカタログは英語で編集されており、世界で発行され膨大な数の切手カラー収録されている。そのため、2016年発行2017年カタログまでは電話帳サイズ6巻セットであったが、1冊あたりの重量重くなってしまったため、2017年発行2018年版からは第1巻を第1A巻と第1B巻というように2冊に分け合計12冊のセット再編された。また、近年ではCD-ROM媒体でも発売されている。 第1巻アメリカ国際連合から収録され以降各国切手国名アルファベット順に並ぶ。2018年度版の構成以下のとおり。 Vol.1A:アメリカ国際連合、Aからオーストラリアまでの各国 Vol.1B:オーストリア~B Vol.2A:C~キュラソー島 Vol.2B:キプロス~F Vol.3A:G Vol.3B:H~I Vol.4A:J~L Vol.4B:M Vol.5A:N~フィリピン Vol.5B:ピトケアン諸島サモア Vol.6A:サンマリノテテポルトガル領モザンビーク一部) Vol.6B:タイ~Z ほぼ世界中切手網羅して収録されているが、例外もある。1960年代から1970年代にかけて休戦オマーン構成した首長国(現在ではアラブ首長国連邦構成する)やイエメン王党派国外収集家向けに濫発したいわゆる土侯国切手などはほぼ収録されてこなかった。ただし、2020年版にはラアス・アル=ハイマ切手不完全ながら採録され始めるなど、取扱い方針には変化見られる。 かつてのアメリカ切手整理番号局長臨時切手から始まり現在の1番である1847年発行フランクリン描かれた5セント切手28番であったまた、アメリカ政府敵性国家指定して郵便切手輸入禁止している場合には掲載されないことがあった。かつての北ベトナム中華人民共和国などは1970年代まで収録されていなかったが、一方で長年アメリカとの国交断絶状態が続いたキューバについては評価額記載せずに採録するなど、方針不統一であった。現在でも、イラン禁輸措置移行後に発行された分については評価額記載していないほか、朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)の切手最近まで収録していなかった(2003年発行2004年版に1946年1975年発行切手収録されたのが初)。 スコットカタログのように世界中切手収録したカタログには、他にイギリスのギボンズカタログ(英語版)やドイツのミッヘルカタログ(英語版)、フランスのイベールカタログ(英語版)などがある。

※この「収録国」の解説は、「スコットカタログ」の解説の一部です。
「収録国」を含む「スコットカタログ」の記事については、「スコットカタログ」の概要を参照ください。

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