収容所関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:48 UTC 版)
収容所 千葉県と東京都の県境の地下100メートルに位置する円形の施設。地方の人たちを拉致、監禁して特権利を強制取得させていた。A〜Jの10エリアからなる。 その目的は被験者に「当たり」である回収権を引かせ、全特権利を回収させることにより全ての特権利を思いのままに支配することである。そのため回収権が出るまで被験者を拉致し、強制取得をさせ続けていた。 臣、篠崎、相馬、一色、鉄平、入賀らは2年前にあった被験者の大規模脱走事件の時にこの収容所から逃げてきていた収容所出身者である。(クロノと碓氷のみ脱走していない) また、実篤の父・実朝や御堂はこの収容所の職員であった。 世界各国に同様の支部施設が存在することがわかっている。 皇帝 突如、全世界で多数欠を行った人物。正体は12歳の少年、柳陽翔であった。収容所に拉致、監禁されて特権利を強制取得させられる。「当たり」といわれる回収権を取得した。彼は、研究員たちのまるで自分が道具かのような扱いに絶望し、暴走を始める。 収容所にて小規模な初めての多数欠を行った後、全特権利の回収を目指して、全世界を対象にした“多数欠”が開かれる— 意識世界 特権利の生まれるもととなった、欲望や念をはじめとする人間のあらゆる“意識”が漂う世界。コウはイタコとなって、この世界に漂う人間の欲望を特権利という形にしてこの世に降ろした。 マザー・ライト 超時空間・構成干渉装置。コウが「神の呼び声」に応えて発明した、特権利を意識世界から引き出すことを可能とした装置である。何故かリンゴ、バナナ、イチジクのエキスで自己修復する。保持者が死んで一度意識世界に「浮いた」特権利も再び引き出すことができる。この装置で引き出した力を封筒に閉じ込めることにより特権利が作られた。神がコウはその特権利を、後に収容所の所長となる父親に渡している。
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