原作と人形劇の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 19:15 UTC 版)
「きかんしゃトーマス 原作と人形劇」の記事における「原作と人形劇の違い」の解説
対象年齢 原作絵本は小学校低学年からを対象にしている。人形劇では未就学児を対象としている。 主役の設定 原作は『汽車のえほん』の名の通り、シリーズを通しての主役は特に定められていない完全オムニバスで、トーマスもその他1台に過ぎず出て来ない話も多い。人形劇は番組タイトルの通り、トーマスが主役と位置付けられ、事実上中心的な役割を担っている。 最終回 原作は2011年にイギリスで出版された『Thomas and his friends』の中に収録されている「Centenary」という最終回があるが、人形劇では最終回のないロングラン番組である。しかし、テレビ版第24シリーズの『Thomas and the loyal engine』を最後に、3DCGでの制作を打ち切り、次回シーズンからは2Dアニメーションでのリブートシリーズとなり、今までの設定などが全てリセットされる為、先述の話が事実上の最終回とも言える。 機関車のデザインとナンバー 原作はストーリーの展開で度々機関車の外観に変更が加えられるが、人形劇では撮影用ミニチュア機関車の造形を簡単に変える事が出来ない為、ストーリー上改造が不可欠となったヘンリー以外は、外観に変更が加えられる事は少ない(ただしCG版移行後はこの限りでない)。 各キャラクターの出演頻度 人形劇化に際し登場する機関車を増やしている、鉄道以外の乗物も原作26巻までで2回出たのはバーティーだけで、人形劇では初登場以外の出番は全て水増しされたものである。ディーゼルも原作では13巻4話だけとなっている。 訳の違い 翻訳別メディア訳者Fat ControllerSir Topham HattJamesToby口調原作『汽車のえほん』桑原 三郎・清水 周裕 ふとっちょのきょくちょう サー・トッパム・ハット ジェームズ トービー です・ます 人形劇笹本 妙子 ふとっちょじゅうやく トップハム・ハットきょう ジェームス トビー である・だ きかんしゃトーマスのアニメ絵本まだらめ 三保 きょくちょう (訳していない) ジェームズ トービー である・だ なお『汽車のえほん』の2005年新版からは、キャラの名前の表記も人形劇にあわせられている。 他に、模型制作上の制限などでデザインが変更されたキャラクター、映像化されなかったエピソードがある。
※この「原作と人形劇の違い」の解説は、「きかんしゃトーマス 原作と人形劇」の解説の一部です。
「原作と人形劇の違い」を含む「きかんしゃトーマス 原作と人形劇」の記事については、「きかんしゃトーマス 原作と人形劇」の概要を参照ください。
- 原作と人形劇の違いのページへのリンク