南部での初期の活動とは? わかりやすく解説

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南部での初期の活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/05 08:54 UTC 版)

南部戦線 (アメリカ独立戦争)」の記事における「南部での初期の活動」の解説

ニューヨーク発したアーチボルド・キャンベル中佐指揮下の遠征軍3,500名は、1778年12月29日抵抗を受けることなくジョージアサバンナ占領した。これはイギリス軍にとって重要な意味を持った1779年1月17日セントオーガスティンから途中前進基地取りながら行軍してきたオーガスティン・プレボスト准将部隊キャンベル軍に合流するまでの間に、ジョージア低地地方一帯イギリス軍支配下入った。プレボストがジョージアにいる全軍指揮執りキャンベルに1,000名の兵士付けてオーガスタ派遣し、この町を支配しロイヤリスト徴兵ようとしたサバンナ防衛軍残りサバンナから約12マイル (20 km) 上流サウスカロライナのパリースバーグに後退し、そこで南部大陸軍指揮していたベンジャミン・リンカーン少将軍隊遭遇したリンカーンチャールストンからプレボストの軍隊偵察し対抗する意図でその軍隊大半連れてきていた。2月初旬、プレボストは数百名の部隊ボーフォート派遣し恐らくはキャンベル動きからリンカーン注意逸らせようとしたリンカーンはその部隊排除するためにムールトリー将軍300名の部隊を送ることで反応した2月3日起きたビューフォートの戦いはほとんど決着着かず両軍共にその基地に戻ることになった一方キャンベル大きな抵抗無くオーガスタ占領しロイヤリスト達が出て来始めた2週間上掛かって1,000名以上のロイヤリスト徴募している間に、1779年2月14日にはオーガスタからは50マイル (80 km) しか離れていないところであるケトルクリークの戦いで、アンドリュー・ピケンズ指揮下の愛国者民兵隊にかなりの数のロイヤリスト敗北するのを防げなかった。このことはその地域イギリス軍ロイヤリストを守るためには限界があることを誰にも分からせることになったキャンベルその後突然オーガスタ去った。これはオーガスタから既に川の対岸にいた1,000名の民兵隊に、リンカーン追加するために派遣したジョン・アッシュと1,000名以上のノースカロライナ民兵隊が到着したことに反応した結果だった。キャンベルサバンナに戻る途中で部隊指揮権をプレボストの弟であるマーク・プレボストに渡した。マーク・プレボストは、イギリス軍追って南に向かっていたアッシュ部隊矛先を向け、3月3日ブライアクリークの戦いその1,300名の部隊急襲し、ほとんど全滅近く追い込んだ4月までにリンカーン大勢サウスカロライナ民兵隊の増援を受け、チャールストン着いたオランダ船から軍需物資追加受け取ったので、オーガスタに向かうことに決めた。オーガスティン・プレボストの動き警戒するためにムールトリー将軍指揮下の1,000名をパリースバーグに残しリンカーン4月23日北へ行軍開始した。この動き反応したプレボストは4月29日に2,500名の部隊率いてサバンナからパリースバーグに向かった。ムールトリーは戦うよりもチャールストン後退する道を選び、プレボストは5月10日にはチャールストンから10マイル (16 km) 以内近付いて初め抵抗に会うようになった2日後にプレボストは大陸軍伝令捕まえてリンカーンがプレボスト軍の進行驚きチャールストン防衛のために急ぎオーガスタから戻ってきていることを知った。プレボストはチャールストン南西にある島に後退しその後退を遮蔽させるためにストノフェリー(今日のランタウルズ近く)で塹壕入った後衛残したリンカーンチャールストンに戻ると、大半戦闘経験のない民兵ばかり約1,200名を率いてプレボストの後を追った。この部隊6月20日のストノフェリーの戦いでイギリス軍撃退された。プレボストの後衛部隊はその目的果たし数日後にはその基地棄てた

※この「南部での初期の活動」の解説は、「南部戦線 (アメリカ独立戦争)」の解説の一部です。
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