北関東自動車道方面
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北関東ライナー水戸駅・茨城大学・赤塚駅 - 上三川インターパーク・宇都宮大学・東武宇都宮駅・JR宇都宮駅(関東自動車と共同運行) 路線概要 昭和後期まで、栃木県宇都宮市と茨城県水戸市の間には、国鉄バス(宇都宮)が国道123号経由で運行する路線バス、茂木線(その後、水都東線・水都西線に改称)があった。茂木線(水都西線・水都東線)の宇都宮 - 水戸直通便はその後一部便を茨城交通が運行した時期もあったが、1979年(昭和54年)に廃止され、以来30年間、この両県庁所在地間を直通する公共交通は無く、鉄道路線(JR宇都宮線と水戸線)を小山駅で乗り換える経路が最短ルートとなっていた。一方、茨城県企画部は2005年度(平成16年度)の政策調査で北関東3県と新潟県、福島県を含む5県間交流の実態を報告、立地的に中心部にある栃木県を交流拠点になり得るとし、その栃木県と茨城県間の流動が5県相互間最大でそれが自動車依存が大きいことを指摘した。2008年(平成20年)12月、北関東自動車道の真岡インターチェンジ - 桜川筑西インターチェンジ間が開通したことで宇都宮市と水戸市が高速道路で結ばれ、これを機に開設されたのが北関東ライナーである。茨城県と栃木県間に宇都宮からは水戸および大洗やひたちなかなど茨城県沿岸部への観光、水戸からはインターパーク宇都宮南や宇都宮市中心街へのショッピングや東北新幹線への乗り継ぎ利用、宇都宮市内観光、日光・那須等への観光の足がかり、そして両市相互間のビジネス需要が期待された。 路線沿革 2009年(平成21年)9月17日 - 茨城交通(浜田営業所)・関東鉄道・関東自動車の3社による共同運行が開始。 2010年(平成22年)10月1日 - ダイヤ改正において一部運行経路が変更され、水戸市内では茨城大学前経由となり新原三差路停留所、自由ヶ丘停留所が廃止となったほか、宇都宮行は宇都宮駅西口を先に経由し東武宇都宮駅西口が終点となる。 2011年(平成23年)3月31日 - 同日の運行をもって関東鉄道が撤退。 4月29日 - ひたちなか市まで延伸されている。現在は1日6往復が運行され、茨城交通はうち3往復を担当する。 2020年(令和2年)3月23日 - 新型コロナウイルスの影響により、この日より同年3月31日まで運休(のち「当面の間」運休に期間を延長)。 「関東自動車簗瀬営業所#北関東ライナー」も参照
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