北総鉄道・京成電鉄
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島式ホーム2面4線を有する。駅舎は高架下にあり、ホームと連絡するエスカレーター・エレベーターを完備しているほか、ホーム上には待合室などが設置されている。南側のホームは開業以来未供用だったが、2007年11月に2面4線(待避駅)化され、当駅での通過待避および緩急接続が可能な構造となった。 2010年(平成22年)7月より、京成電鉄が運行するアクセス特急(特別料金不要)が停車することで、京成の駅としても取り扱われている。北総線では当駅発着列車が1往復(平日、土曜・休日ダイヤとも)設定されていたが、2010年7月のダイヤ改正で矢切までの運転となり、当駅発着列車は一度廃止された。しかし現在は、新鎌ヶ谷〜印旛日本医大・印西牧の原間の区間列車が、平日・休日共に運行されている。以前は日中に当駅 - 千葉ニュータウン中央間の区間列車も設定されていた。 これにより乗り入れ会社は京成(第二種鉄道事業者)を加えた4社となったが、あくまで北総鉄道の管轄駅であるため、駅番号は北総の番号 (HS08) のみとなっている。また、駅表記も従来通り北総鉄道の名前のみが記載されているが、改札口等の案内サインでは「北総線・成田スカイアクセス線」と表記することで空港利用者に配慮している。 かつては北総鉄道が管理する駅舎を新京成電鉄と共用していたが2019年6月の新京成専用駅舎の開業に伴い、それぞれの駅舎が分離した。かつての共用駅舎は、現在北総鉄道が単独で利用しており、この駅舎での新京成線の切符の販売は終了している。なお、京成線連絡きっぷは京成高砂駅経由のみ発売されている。また、この駅舎分離と前後して、北総鉄道は新鎌ヶ谷駅舎のリニューアルを実施している。「国内外を行き交う客に分かりやすく、地域に親しまれる駅」をコンセプトに、駅入口や旅客案内サインのデザインが大きく変更された。なお、連絡改札は分離後も北総鉄道が管理している。また、かつてはのりつぎ精算機も設置されていたが、共用駅舎時代に廃止された。
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