動態保存機としての運用とは? わかりやすく解説

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動態保存機としての運用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 03:02 UTC 版)

国鉄C56形蒸気機関車160号機」の記事における「動態保存機としての運用」の解説

国鉄時代ならびにJR時代初期全国からの貸出依頼多く各地走行した1980年昭和55年11月22日には、函館本線小樽 - 札幌間で「北海道100周年記念号」の牽引機として抜擢され以降は、走れ路線選ばないとの特性から全国各地での出張転に供されるようになったJRとなって全国各地SL復活した後は、1995年平成7年8月19日に運転を開始した北陸本線米原 - 木ノ本間の「SL北びわこ号」をメインに、山口線新山口 - 津和野間の「SLやまぐち号」でC57 1との重連運転C57 1牽引不能時の代理牽引機関車など、JR西日本管内にて使用されるほか、JR東日本JR四国仙台臨海鉄道樽見鉄道など他社での運転実績がある。四国の路線を中心に脱線事故おそれがあるとされているバック運転逆機)も数多く行ってきたが、無事故の運転を行っていた。 1995年8月19日運転開始当初から2003年平成15年8月までは木ノ本 - 米原間にて、SL北びわこ号逆機牽引していたが、特急列車貨物列車、さらに琵琶湖線からの新快速列車新規乗り入れなどによってダイヤ上の制限かけられたことから中止され同年11月8日からは回送列車となった。ただし、定期検査明け試運転では、木ノ本 - 米原間で逆機運転された。 2006年平成18年)、「小路蒸気機関車群と関連施設」として、準鉄道記念物指定された。 なお、現在の同機汽笛は、汽笛鳴り悪くなったために、2000年代入ってからは、当機が山口線入線される前までにかつて動態保存されていたC58 1のものと交換され使用している。 「SL北びわこ号」や「SLやまぐち号」の牽引運転以外の時期には、現在も梅小路運転区にて整備試運転が行われているほか、併設する京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)の展示運転スチーム号」の代行運用に就くこともあった。 2017年平成29年9月23日京都駅ビル開業20周年およびJR西日本発足30周年記念イベントSL WONDERLAND in 京都駅ビル」において、京都駅7番のりばに有火状態で展示された。京都鉄道博物館京都駅との間の牽引は、同じ梅小路運転区所属するDE10 1118により牽引された。

※この「動態保存機としての運用」の解説は、「国鉄C56形蒸気機関車160号機」の解説の一部です。
「動態保存機としての運用」を含む「国鉄C56形蒸気機関車160号機」の記事については、「国鉄C56形蒸気機関車160号機」の概要を参照ください。

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