初代 CSP311型とは? わかりやすく解説

初代 CSP311型(1965年 - 1968年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:19 UTC 版)

日産・シルビア」の記事における「初代 CSP311型(1965年 - 1968年)」の解説

1964年昭和39年)の第11回東京モーターショーに「ダットサン クーペ1500」として出品された後、1965年昭和40年4月発売ダットサン・フェアレディSP310型)のシャーシSUツインキャブR型1,600 cc OHVエンジン載せ、クーペボディを架装して作られた。同社車種としては初採用のフロントディスクブレーキ、および4速フルシンクロトランスミッション、クリスプカットと呼ばれた美しデザイン当時日産デザイン室に在籍した木村一男がドイツ人デザイナーアルブレヒト・フォン・ゲルツによる助言を採り入れながらデザインしたもの)、継ぎ目極力減らしたボディパネルなど意欲であったが、美しルックスには不釣合いタフな乗り心地120万円という高価格当時サニーの2倍に相当)もあり、商業的に成功したとは言えなかった。そのため、1968年昭和43年6月に554台のみで生産終了、一旦は絶版となった。 この初代シルビアは、殿内製作所現在の株式会社トノックス)にて製造された。 社団法人自動車技術会の「日本自動車技術180選」(現・330選)に選出されている。また、トヨタ博物館3階にも展示されている。 1965年昭和40年)に最高速度80 km/h片側三車線の第三京浜道路全線開通したことに合わせ国内初のスポーツカー型ハイウェイ・パトロールカーとして神奈川県警交通機動隊に2台が配備された。この2台は1.8Lエンジン搭載する特別仕様だった。

※この「初代 CSP311型(1965年 - 1968年)」の解説は、「日産・シルビア」の解説の一部です。
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