初代永世竜王とは? わかりやすく解説

初代永世竜王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 17:29 UTC 版)

渡辺明 (棋士)」の記事における「初代永世竜王」の解説

2008年第21期竜王戦七番勝負竜王通算6期羽生善治挑戦者迎え勝者が初代永世竜王となる注目七番勝負となった永世竜王条件は、連続5期または通算7期)。渡辺第1局から3連敗したが、第4局では渡辺不利な状況から自玉に打ち歩詰めがあることを見つけ逆転終盤戦制した。続く第5局制し第6局では阿久津流急戦矢倉新手繰り出して完勝。第7局も第6局続いて渡辺阿久津流急戦矢倉採用した逆転に次ぐ逆転となり、最後は1分将棋渡辺制して第4局以降の4連勝竜王戦5連覇達成した。 この最終第7局で、将棋大賞の「名局賞」を羽生とともに受賞している。七番勝負タイトル戦での3連敗4連勝は、将棋界では初めての出来事であった(なお、9か月後の王位戦でも深浦康市達成している)。これによって渡辺竜王在位連続5期となり、初代永世竜王の資格取得渡辺永世竜王資格を得るまでに獲得したタイトルは、竜王のみである。49期王位戦リーグ1-4陥落2009年度第22期竜王戦では、永世名人資格を持つ森内俊之挑戦者となり、タイトル戦として史上初の「永世竜王永世名人」(資格者)という戦いとなったが、第4局2009年11月25 - 26日)まで渡辺が4連勝ストレート防衛成功し竜王位6連覇達成。 そして次年度2010年度)の第23期は、羽生善治2年ぶりとなる挑戦4-2返り討ちにして竜王戦7連覇達成竜王7期6期羽生抜いて歴代単独トップとなった

※この「初代永世竜王」の解説は、「渡辺明 (棋士)」の解説の一部です。
「初代永世竜王」を含む「渡辺明 (棋士)」の記事については、「渡辺明 (棋士)」の概要を参照ください。

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