初代法人について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 09:44 UTC 版)
「御殿場ケーブルメディア」の記事における「初代法人について」の解説
初代法人は1960年に創設された「御殿場テレビ共聴施設組合」を母体に、地元御殿場の有志によって1992年に設立された。もともとテレビ共聴施設として開設された経緯から、ほかのケーブルテレビ局と比較して利用料金が安く設定されていたという。2000年代に入って「放送のデジタル化」が進展するようになり、初代法人は自社の資金だけではデジタルテレビに向けた施設の改修がままならず、御殿場市で同じくケーブルテレビ事業を展開していたビック東海への事業譲渡(同社は2代目となる新法人を設立)を決断するに至ったのである。2代目法人はその後御殿場テレビ共聴施設組合も吸収したという。 事業を受け継いだ2代目法人は早速施設の改修に取り掛かったのだが、一部の地域で1960年代から稼動している施設であるがゆえ、デジタルテレビの配信に適さない古い規格の部品が多数使用されていることが判明した。2代目法人は当初の予定よりもデジタルテレビの開始が遅れることを自社の公式ウェブサイトで発表した(現在は削除)。 2009年8月現在では、御殿場地区の一部がアナログ放送のみの実施となっているほかは、デジタルテレビは開始されている。
※この「初代法人について」の解説は、「御殿場ケーブルメディア」の解説の一部です。
「初代法人について」を含む「御殿場ケーブルメディア」の記事については、「御殿場ケーブルメディア」の概要を参照ください。
- 初代法人についてのページへのリンク