主な居飛車党の棋士
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木村義雄 - 実力制初代名人/十四世名人。角換わり将棋における「木村定跡」を開発。 山田道美 - 対振り飛車研究の第一人者で、打倒大山康晴を掲げ「山田定跡」を完成させた。 加藤一二三 - 元名人。棒銀、矢倉▲3七銀戦法や、対三間飛車三歩突き捨て急戦、対中飛車5七銀右袖飛車型などの対振り飛車における居飛車舟囲い急戦の礎を築き上げた。 中原誠 - 十六世名人。横歩取り中原囲い、中原流相掛かりは有名。 米長邦雄 - 元名人で永世棋聖。米長流急戦矢倉など、矢倉の研究において後進の棋士たちに大きな影響を与えた。 田中寅彦 - 居飛車穴熊、飛車先不突矢倉、無理矢理矢倉など序盤戦術の躍進に貢献した。 谷川浩司 - 十七世名人。角換わり腰掛け銀と切れ味鋭い終盤の寄せを得意とする。 森下卓 - 相矢倉の革命的戦法である森下システムの創始者。 森内俊之 - 十八世名人。 羽生善治 - 十九世名人、永世七冠。稀に振り飛車を採用して話題になることはあるが、基本的には(9割)居飛車を採用する。 丸山忠久 - 実力制第十一代名人。横歩取り8五飛と角換わりを原動力にして名人位を奪取した。 郷田真隆 - 初手に飛車先の歩を突くことが多い居飛車の本格派。 木村一基 - 激しい将棋でも徹底して受ける棋風。 渡辺明 - 初代永世竜王。居飛車穴熊を得意とし、対振り飛車以外の戦形でもしばしば用いる。 清水市代 - 女流タイトル獲得数記録保持者。相掛かりや急戦、右四間飛車など力戦調の将棋を得意とする。 藤井聡太 - 最年少棋戦優勝、連勝記録保持者。角換わりを得意とする。後手を握った2手目はほとんど△8四歩と飛先を突く。
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