再びVクラスへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:52 UTC 版)
「メルセデス・ベンツ・Vクラス」の記事における「再びVクラスへ」の解説
2006年11月のマイナーチェンジで、それまでの名称であったビアノから、以前の名称であるVクラスに戻った。 「トレンド」「アンビエンテ」「アンビエンテ ロング」の3モデルによる展開に変わりはなく、位置づけも変わらない。エンジンはモデルチェンジ前のMクラス(W163)に搭載されていた旧型の3.7リットルV型6気筒である。日本での価格は430万円から599万円となっていた。また、アメリカでは販売されておらず、これはメルセデス・ベンツとして珍しい車種でもある。7人乗り3列シート、対座シート、電動デュアルスライディングドアなど、装備を充実させている。 2007年11月に一部改良が行われており、エンジンが3.5リットルV型6気筒DOHCへ変更され、出力も27PS向上した。 2011年1月にマイナーチェンジ(フェイスリフト)を実施。ヘッドランプ・フロントバンパー・リアコンビネーションランプのデザイン変更が行われたほか、インテリアでもシートデザインやステアリングホイールが変更されたほか、サスペンションも大幅な改良を行い、快適性や操舵安定性が向上された。同年11月には自動車誕生125周年を記念した特別仕様車「V350 AVANTGARDE EDTION 125」を発売(50台限定販売)。「V350 アンビエンテ」をベースに、クロームストリップ付バンパー一体型フロントスポイラー、19インチ16スポークアルミホイール&ワイドタイヤ、スポーツサスペンションなどを装備することでスポーティで精悍な印象としたほか、内装は3列目を左右独立シートとした6座独立シートとし、専用レザーDINAMICAとブラックウォールナット調のインテリアトリムを組み合わせ、上質で快適な空間とした。装備面ではデュアルガラス・スライディングルーフ(挟み込み防止機能付)、HDDナビゲーションシステム、ユーティリティパッケージを装備した。 2013年11月に特別仕様車「V350 Black Edition」を発売(170台限定販売)。「V350 トレンド」をベースに、人気の高い装備をパッケージ化したセットオプションであるバイキセノンパッケージとラグジュアリーパッケージを標準装備したほか、ETC車載器と専用18インチ10スポークアルミホイール&ワイドタイヤも装備。充実装備ながらベースモデルよりも50万円高に抑えた。ボディカラーはグレード名に合わせ、特別設定色の「オブシディアンブラック」を設定した。 2014年7月に特別仕様車「V350 Grand Edition」を発売(30台限定販売)。「V350 アンビエンテ」をベースに、クロームストリップ付一体型フロントスポイラーやハイグロスクロームドアミラーカバー、専用サイドエンブレムを装備することで通常の設定にはないアバンギャルド仕様に仕立て、ハイグロスブラック19インチ5ツインスポークアルミホイール&ワイドタイヤ、ブラックペイントフロントグリル、テールゲートクロームトリム、サイドスカートも装備することでスタイリッシュで精悍な印象を高めた。内装では3列目を左右独立シートとした6座独立シート仕様に、インテリアトリムをサテン仕上げウォールナットウッド調にそれぞれ変更することで質感を向上。装備面ではデュアルガラス・スライディングルーフ(挟み込み防止機能付)、HDDナビゲーションシステム&リアビューカメラ、ユーティリティパッケージを特別装備した。ボディカラーはVクラスで初となる白系の「ロッククリスタルホワイト」を設定した。 グレードエンジン排気量最高出力・最大トルク変速機駆動方式V350トレンドV350アンビエンテV350アンビエンテ・ロング V型6気筒DOHC 3.5リットル 258PS / 34.7kgm 5速AT FR インテリア(2011年1月-2014年1月)
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