共同主催国際会議とは? わかりやすく解説

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共同主催国際会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 12:56 UTC 版)

日本学術会議」の記事における「共同主催国際会議」の解説

国内開催される各分野学術に関する国際会議のうち、国際学機関総会など、特に重要と認められる国際会議について、学術研究団体共同開催することで、支援協力行っている。これらの共同主催国際会議は閣議口頭了解に基づき開催されており、皇室構成員臨席もある。日本学術会議としての初めての主催は、国際純粋・応用物理学連合IUPAP)に関連して1953年9月京都大学開催された「国際理論物理学会議であった国際理論物理学会議開催際しユネスコフォード財団からも援助を受け、ロックフェラー財団からの支援にあたってアメリカ国立科学財団NSF)のH・Cケリー英語版次長尽力があった。開催招待制ながら会場外で非公式の会が多く開催され海外からの参加者にはリチャード・P・ファインマンもいた。一般からの寄付金には小学生からのものもあり、当時マスコミ大きな関心寄せた開催後しばらくは、国外でも「Kyoto Conference」として知られたという。 永宮正治は「日本学術会議国際会議共同主催する意義は、開催機に専門の中だけに閉じない総合的な科学分野への広がりの道を開く点にもある」と指摘しており、日本学術会議日本物理学会IUPAP共同主催した原子核物理学国際会議」(2007年開催)や、日本微生物学連盟共同主催した国際微生物学連合会議2011年開催)では、一般市民対象とする公開講座催したり、関連分野から多様な講演者招聘したりするなどの取り組みなされた2007年の「原子核物理学国際会議」の開会式において、明仁天皇湯川秀樹仁科芳雄らのエピソード交えつつ核兵器悲劇触れたうえで、原子核物理学が平和と幸福に資することを願うと挨拶した。このおことば内外研究者らの琴線触れ国内外多く反響呼んだまた、2011年の「国際微生物連合会議」では明仁天皇記念式典記念懇談会出席し国内外著名人集まった。これについて、同会議国内組織委員長を務めた冨田房男は、微生物学分野日本重視していることを示すものであった述懐している。しかし、会場厳戒態勢敷かれることになった

※この「共同主催国際会議」の解説は、「日本学術会議」の解説の一部です。
「共同主催国際会議」を含む「日本学術会議」の記事については、「日本学術会議」の概要を参照ください。

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