公園設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 23:49 UTC 版)
設計案ができるまでの大まかな流れは以下の通りで、1.公園予定地の境界測量後買収、2.公園予定地の地形測量、3.設計を担当するコンサルタント(通常はランドスケープコンサルタント)の選定及び決定、4.受注者と現場踏査及び余条件のインプット、5.一次整備計画案の作成、6.当該町内会等周辺地元説明(自治体担当者が実施)、7.地元説明会による変更事項を指示、8.訂正案の説明了解、9.工事説明会(自治体担当者と請負工事人が実施)、10.工事着手、などと進行する。 上記(5)の一次整備案作成までに敷地条件を把握するために独自に現地踏査を行うとともに, 敷地固有の歴史風土等のヒヤリングを行い設計に反映させる。また, 最近の予定地が複雑な地形のため図面表示だけでは理解しにくい上, 住民に理解を求ある上でも模型の作成や, スケッチ等のプレゼンテーションが必要になる場合が多く, 理解を得るためには市より指示されなくとも自主的に作成することが多い。 また, パートナーシップやワークショップによる公園づくりにおいても, 担当コンサルタントでは前提条件調整段階と判断される住民会議, 住民による整備計画案のサポート, 公園見学会, 計画案絞り込み会議等の出席や作業を厭わず行う。建築コンサルタントが関与する場合、彼らは模型の作製やスケッチ等のプレゼンテーションが日常的であるが, 植物等生物素材に対しても良く学習しているうえ, 新たな領域である公共造園に非常に興味を持つ傾向がみられる。
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