全路線設定運賃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 00:45 UTC 版)
普通運賃 往復、小児、片道運賃がある。 AIRDOスペシャル75・60・45・28・21 それぞれ75・60・45・28・21日前までに予約・購入が必要な事前購入割引運賃。従来の事前購入割引と異なり、空席予測数に連動して運賃レベルを1 - 5段階(レベルA~E)に分け、レベルEの方がより安価な運賃で利用できる(ただし、キャンセル料等の制限はレベルEの方が大きい)。販売席数は需要予測に応じて個別設定され、空席予測数が多い便ほどレベルEの席が多く提供されるが、予約受付開始後に席数が変動することはない。なお、2010年10月1日搭乗分より往復割引(往復の区間・レベルが異なる場合も可)も設定された。 DOバリュー3、DOバリュー1 それぞれ3日前、1日前までに予約・購入が必要な事前購入割引運賃。従来の事前購入割引と異なり、空席予測数に連動して運賃レベルを1 - 3段階(レベルA・B・C)に分け、レベルB, Cの方がより安価な運賃で利用できる(ただし、キャンセル料等の制限はレベルB, Cの方が大きい)。販売席数は需要予測に応じて個別設定され、空席予測数が多い便ほどレベルB, Cの席が多く提供されるが、予約受付開始後に席数が変動することはない。 道民割引 (1) 北海道に在住、(2) 北海道に本籍を有する、(3) 勤務先の本社所在地が北海道のいずれかを満たせば利用できる。予約・購入時および搭乗手続きの際、「道民カード」またはMy AIRDO道民会員番号の提示が必要だが、配偶者およびの二親等以内の親族は、道民カード所持者と同一便の場合に限り提示なしで利用できる。当日予約やお盆等の繁忙期の利用も可能なことから、対象者にとっては普通運賃とほぼ同等の使い勝手で利用できる。代理店・Webサイトなどで道民割引で予約をし、フライト当日の搭乗手続きまでに道民カードまたはMy AIRDO道民会員を申し込むことでも利用でき、予約購入時に一定条件を満たせばANAの自動チェックイン機も使用可能である。 ※道民カード発行等の詳細は AIR DO のウェブサイト 等を参照。 北海道発往復運賃 往路が北海道内発、復路が北海道内着のケースの場合に適用される往復割引運賃。往路と復路で区間が異なる場合でも利用可能であり、道民割引対象外の者も利用可能である。 身体障害者割引運賃 身体障がい者(第1種・第2種)と、戦傷病者手帳に「航空割引」の証明印が押印されている者、精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳を所持する者が対象。第1種身体障がい者に同伴する介護人(同一便の場合)も利用可能。予約の際にその旨を申し出、購入時および搭乗手続きの際、前述の手帳の提示が必要。ANAの自動チェックイン機は使用できない。2019年4月より、精神障がい者への割引が開始。また2019年4月以降は、療育手帳に「航空割引」印がなくても割引を受けられるようになった。 精神障がい者保健福祉手帳と療育手帳に写真が貼り付けされていない手帳では、割引は受けられない。 搭乗日当日に身体障がい者手帳の更新日(再認定日)と精神障がい者保健福祉手帳の有効期限が切れている場合には、割引は無効となる(搭乗券購入日ではない)。 DOシニア60 搭乗予定日に満60歳以上の乗客が対象。購入時に、満年齢が60歳以上であることを証明できる公的証明書か、他航空会社発行のシルバーカードの提示が必要。2007年4月1日より対象年齢を65歳以上から60歳以上に引き下げ、名称を「DOシルバー」から変更した。 当日シニア65 搭乗日に満65歳以上の乗客が対象。事前予約不可、当日空席がある場合のみ使用可能。DOシニア60と同様、満年齢が65歳以上であることを証明できる公的証明書か、他航空会社発行のシルバーカードの提示が必要。 AIRDOスカイメイト 事前予約不可、当日空席がある場合のみ利用可能なスカイメイト運賃。「満12歳以上26歳未満」という点が、22歳未満までの他社と異なる。また、ADOでは他社のようなスカイメイトカードは発行しておらず、生年月日が明記された公的証明書(運転免許証や学生証など)、他社発行のスカイメイトカードを提示することで利用可能である。
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