光世紀星図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:04 UTC 版)
光世紀星図は9種類66枚の図からなる(2枚1組で1枚として扱っているものもある)。 通常の星図は太陽系から天球を眺める形となっているが、光世紀星図ではその方式を採っているのは一部だけで、残りは《光世紀世界》の外側からの俯瞰で描かれている。恒星を表す丸は視点に近い物ほど大きく、また一部の図以外では連星や変光星などを表す符号も付いている。 基本は宙域単位だが、半径30光年以内については星域単位の星図もある。 全域俯瞰図:3枚3軸方向から眺めた図が各1枚。 30光年以内の部分俯瞰図:3枚第1宙域・第2宙域は合わせて1枚、第3宙域・第4宙域はそれぞれ単独で1枚。 30 - 50光年の部分俯瞰図:12枚第5宙域 - 第16宙域の各1枚。 星域別立体図:24枚第1星域 - 第24星域について、それぞれ銀河北方と銀河周縁方向から俯瞰した投影図のセット(第1星域以外の図にも位置基準として太陽が記載されている)。 各種立体視図:6枚一葉立体視図:4枚斜め上方向の視点から描かれている。半径15光年以内と10光年以内がそれぞれ2枚(『《光世紀世界》の歩き方』には前者のみ収録)。 二葉立体視図:2枚半径10光年以内を一葉立体視図と同じ手法で描いたものと、半径12光年以内を銀河北方からの俯瞰で描いたもの。 15光年以内の過去と未来:12枚光世紀星表5に記載された星のうち、ある時点で第1宙域に位置しているもの。30万年前 - 現在(1950年) - 50万年後の12の年代ごとに各1枚。 実際の星数推定図:1枚未発見の星の空間密度を推定し、第5宙域の星図(3-1と同一)にランダムに追加したもの(『《光世紀世界》の歩き方』には未収録)。 SFの舞台としての《光世紀世界》:2枚半径30光年以内の一葉立体視図に作品名と登場した星を記載したものと、『光世紀パトロール』における3大文明の勢力分布図(『《光世紀世界》の歩き方』には前者のみ収録)。 太陽系より眺めた天球展開図:4枚銀緯+40度 - -40度は円筒図法で、+40度以北および-40度以南はそれぞれ2つの半円に分けて方位図法で描かれている。0 - 15光年、15 - 30光年、30 - 40光年、40から - 50光年の各1枚。 表 話 編 歴 宇宙における地球の位置 地球 → 太陽系 → 局所恒星間雲 → 局所泡 → グールド・ベルト → オリオン腕 → 銀河系 → 銀河系の伴銀河 → 局所銀河群 → おとめ座超銀河団 → ラニアケア超銀河団 → うお座・くじら座超銀河団Complex → 観測可能な宇宙 → 宇宙 矢印は"含まれる"もしくは"一部"と言う意味
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