偏向的・作為的な報道・演出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:04 UTC 版)
「TBSテレビ」の記事における「偏向的・作為的な報道・演出」の解説
1968年3月10日、「TBS成田事件」。 2007年10月11日、ボクシングの内藤大助対亀田大毅の世界タイトルマッチで「実況、解説が不公平である」という抗議電話が相次いだ。なお、TBSラジオでは全く正反対の内容で放送していた こともあり物議を醸した。TBSはその後も単独独占生中継であるにもかかわらず「マスジャーナリズム」を例に挙げ、視聴者もろともお互い様であると締めくくり、ネット、視聴者からの批判が相次いだ。同時に、朝日新聞・産経新聞だけではなく、身内の毎日新聞からもTBSに対して10月16日朝刊において名指しで批判を受けた。 2010年3月11日、関西大学の李英和教授らが朝鮮学校に対する高校授業料無償化についての会見を行ったことを取り上げたニュースで、李教授の「朝鮮学校の子ども達の為になることというのは、お金をあげることじゃなくて学校運営を民主的にすることですから」と述べた部分を、「朝鮮学校の子どもたちのためになることというのは、お金をあげることですから」というテロップを付与して放送した。TBSは翌日に訂正とお詫びを自社サイト内のニュースページ「News i」に掲載、YouTube内のTBS公式チャンネル「TBS News-i」からは当該動画を削除した。また、この件はBPOにも多数の批判が寄せられた。 2015年8月31日に月曜ゴールデン枠で放送された2時間ドラマ『SP 八剱貴志』で、北朝鮮による拉致被害者救出を祈るシンボルであるブルーリボンバッジを贈収賄事件で逮捕される悪徳政治家役(演:寺田農)に着用させ、ネット、視聴者から「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)や拉致問題に取り組んでいる保守系政治家のイメージダウンを狙った悪質な印象操作である」という内容の批判が相次ぎ、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会も正式にTBSに抗議した。TBSの番組担当者は、ブルーリボンバッジの意味を知った上で救う会の公式サイトで購入して着用させた事も認めており、着用理由について「ニュースなどで安倍晋三首相をはじめ多くの国会議員がバッジを着用しているのを見て、バッジを付けることで政治家っぽい雰囲気を出せると思った」と説明したという。
※この「偏向的・作為的な報道・演出」の解説は、「TBSテレビ」の解説の一部です。
「偏向的・作為的な報道・演出」を含む「TBSテレビ」の記事については、「TBSテレビ」の概要を参照ください。
- 偏向的・作為的な報道・演出のページへのリンク