作品内での兵器発展史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 03:47 UTC 版)
「ビームサーベル」の記事における「作品内での兵器発展史」の解説
ビームサーベルは一年戦争時、ガンダムに初めて白兵戦用の武器として装備され、その後地球連邦軍側ではガンダムの他にもジムが、ジオン公国軍側ではギャンやゲルググなどが装備してからはモビルスーツの標準武装となり、以降のほとんどの機体にはビームサーベルが装備されている。ビームサーベルは発生するビームの刃の形状の違いによっていくつかのバリエーションが存在する。長い柄の先端部のみに刃を発生させる事でエネルギー消費を少なくしたビームジャベリンや、柄の両側から2本の刃を発生できるビームナギナタ等が代表的なバリエーションであるが、ギラ・ドーガに装備されたビームサーベルのようにサーベル、アックス、ピックと複数の形状のビームの刃を一つの装備で発生できるようにしたものもあり、汎用性の高さが伺える。 また、早くから兼用兵器としても発達しており、ガンダム試作1号機のビームライフルは近接防御用の“ジュッテ”を銃身下部に発生でき、Ζガンダムのビームライフル、ハイパーメガランチャーは砲口からサーベルの刃を発生させることができる(劇中ではこれを「ロングビームサーベル」と呼んでいる)。逆にガンダム試作1号機やΖΖガンダム、キュベレイなどのビームサーベルは機体にホールドしている状態ではビームガンとしても機能する(Ζガンダムもウェイブライダー形態時にはビームサーベルがビームガンとなる)。 第二次ネオ・ジオン抗争時になるとリミッター機能が追加され、刃は斬撃時のみ発生するように改良された。また、刃は円錐状以外にも「剣」のように平たい形状のものも出てきた。νガンダムやサザビーといったカスタム機には刃の形状の異なる2種類のビームサーベルが装備されている。 宇宙世紀0120年ごろになるとビームシールドが登場するが、これもビームサーベル形成技術を応用したものである。後にはクロスボーン・ガンダムのビームザンバーやマザー・バンガードのビームマスト、ゴトラタンのビームトンファーのように、さらに大型で自由な形状のものが登場している。
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