伊勢町 (名古屋市)とは? わかりやすく解説

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伊勢町 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 00:13 UTC 版)

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伊勢町
伊勢町
伊勢町の位置
北緯35度10分31.9秒 東経136度54分18.2秒 / 北緯35.175528度 東経136.905056度 / 35.175528; 136.905056
日本
都道府県 愛知県
名古屋市
中区
町名廃止 1966年3月30日
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
ナンバープレート 名古屋

伊勢町(いせまち)は、愛知県名古屋市中区にあった地名。現在の丸の内三丁目・錦三丁目の各一部に相当する。1丁目から5丁目が設定されていた[1]

地理

名古屋市中区中央部に位置していた。東は京町4丁目・東魚町1丁目・梅枝町1丁目・大津町4丁目・東桜町1丁目、西は呉服町1丁目・京町3丁目・呉服町2丁目・西魚町3丁目・研屋町3丁目・桜町3丁目、南は宮町3丁目・4丁目、北は南外堀町9丁目・10丁目に接していた。

歴史

地名の由来

伊勢町の由来ははっきりしないが、練屋町は在清須時代に練屋・絹屋が多く住んでいたことから由来するとも、練飴屋が住んでいたことに由来するともいう[2]

沿革

  • 清洲越し以前には清須城下の町であり、城の西に伊勢町として所在したという[3]。また、練屋町も同様に城の西に所在した[4]
  • 慶長15年頃 - 清須越しにより、伊勢町筋の北端、京町筋から杉ノ町町筋までの2丁間の町として成立[3]。移転年月については、万治3年の火災の際に記録が焼失したために不明であるという[3]。また、練屋町はその南隣の杉ノ町筋から伝馬町筋までの2丁をいった[4]
  • 安永4年12月 - 伊勢町に住む料理人と芸子あがりの心中事件があったが、男性のみ死亡したという[2]
  • 明治4年9月29日 - 練屋町の全域を編入[1]
  • 1878年明治11年) - 名古屋区成立に伴い、同区伊勢町となる[3]
  • 1889年(明治22年) - 名古屋市成立に伴い、同市伊勢町となる[3]
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 東区成立に伴い、同区伊勢町となる[1]
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 栄区成立に伴い、同区伊勢町となる[1]
  • 1945年(昭和20年)11月3日 - 栄区廃止に伴い、中区伊勢町となる[1]
  • 1966年(昭和41年)3月30日 - 住居表示実施に伴い、伊勢町1~4丁目が丸の内三丁目、伊勢町4~5丁目が錦三丁目に編入され、消滅[1]

人物

伊勢町

  • 太田伝左衛門
惣町代
  • 鍛冶屋与助
  • 吉沢審一
盲人支配頭[2]文化5年海東郡日置村(現愛西市日置町)生まれ[2]。名古屋の中村検校、京都の藤田検校に師事した[2]
女性初の黒帯を許された柔道家

練屋町

  • 岡田徳右衛門
呉服物問屋経営[2]
  • 白木屋甚右衛門
京都二条通にある呉服物問屋井筒屋の支店経営[2]

参考文献

脚注

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関連項目




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