仮面ライダープロトドライブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 23:01 UTC 版)
「仮面ライダードライブの登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダープロトドライブ」の解説
プロトゼロ(ロイミュード000)が左腕に装着したシフトブレスにシフトスピードプロトタイプを装填し、ドライブドライバーに信号を伝達することで変身する仮面ライダー。 仮面ライダードライブの初期タイプであり、外見はドライブ タイプスピードとほぼ共通しているが、頭部にヘッドウイングスポイラーに相当する部位がなく、短いヘッドフィンアンテナになっている。また、胸に装着されるタイヤは、内部パーツがむき出しの未完成なアーキタイプギアである。 胸部に形成される試作型グラビティドライブエンジンコア・ドライビア-0によって重加速現象を打ち消すことができる。だが、頭部装甲トライアルストリームには高速戦闘時に普通の人間では耐えられないような負荷がかかり、腕部と脚部の強化装甲インコンプリートアーマーはパワーを増幅する代わりに挙動が不安定になるなど、随所に未完成な点が目立つ。また格闘能力もエネルギーロスが大きいため想定を下回っており、パンチ力で目標値の7割、キック力で同じく6割程度しか発揮できていない。 グローバルフリーズの日に蜂起したロイミュードたちに立ち向かい、一度は殲滅した。このときブレンによって「仮面ライダー」の呼称を付けられる。しかしコアを破壊する能力がなかったため、やがて復活したロイミュードに逆襲を受ける。最後はハートロイミュードの戦闘力の前に敗北し、プロトゼロはハート・ブレン・真影の手でチェイスに改造された。 ボディカラーは黒だが、仮面ライダードライブ タイプワイルドとの差別化のためにマットブラックとなっている。この色は傷つきやすいので撮影向きではないのだが、劇中への登場回数が少ないキャラクターであるため採用された。また、変身者が魔進チェイサーと同じであるため、チェイサーのイメージカラーである紫が差し色に用いられている。 撮影用スーツは『Type ZERO』の終了後、ドライブ タイプフルーツに改造され、その後はタイプハイスピード、超デッドヒートドライブ(マスクのみ)、ダークドライブ(グローブ、ブーツのみ)、ゴルドドライブ、ゼロドライブへと改造を繰り返されており、最後に元のプロトドライブに戻された。 必殺技 連続パンチ シフトブレスをシフトアップして放つ。 必殺キック シフトブレスのイグナイターを押し、フルスロットル状態で放つ飛び蹴り。 前述の通り、ロイミュードのコアは破壊できない。 マシン ライドチェイサーの原型となった専用バイクに乗って活動していた。劇中では明瞭に描写されていないが、脚本の三条陸の想定によると、ライドチェイサーの髑髏の意匠はロイミュードに改造されたときに付けられたものなので、プロトドライブが運用していたころのマシンに髑髏はないとのこと。
※この「仮面ライダープロトドライブ」の解説は、「仮面ライダードライブの登場仮面ライダー」の解説の一部です。
「仮面ライダープロトドライブ」を含む「仮面ライダードライブの登場仮面ライダー」の記事については、「仮面ライダードライブの登場仮面ライダー」の概要を参照ください。
- 仮面ライダープロトドライブのページへのリンク