他社譲渡・7300系への主要機器供出とは? わかりやすく解説

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他社譲渡・7300系への主要機器供出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/27 00:07 UTC 版)

名鉄3800系電車」の記事における「他社譲渡・7300系への主要機器供出」の解説

修繕工事施工から間もない1967年昭和42年)より、上記セミクロスシート改造対象外となった編成対象早くも本系列の淘汰開始された。 淘汰対象はいずれ1次車相当する編成で、3805編成・3807編成 - 3809編成・3811編成 - 3815編成の計9編成18両が1970年10月にかけて順次除籍された。これらの編成全車とも他社への譲渡対象となり、富山地方鉄道大井川鉄道(現・大井川鐵道)・豊橋鉄道各社譲渡された(詳細後述)。 また、3835編成制御車ク2835は修繕工事出場から間もなく踏切事故にて被災大破し1969年昭和44年10月28日付で除籍された。この際、3818編成分割してク2818をモ3835と組成して(新)3835編成としたが、モ3835は車内改修工事セミクロスシート改造済の2次車、ク2818は車内改修工事施工1次車であるため、両車で車内外の仕様異な異端編成となった。またこの際、ク2818はロングシート仕様のままながら車体塗装をモ3835と合わせてストロークリーム地に赤帯配したクロスシート車用塗装変更された。一方編成相手失ったモ3818については3816編成中間組み込み、3816編成のモ3816を電装解除制御車化してク2815(2代)と記号番号改め、ク2815(2代)-モ3818-ク2816の3両編成組成して築港線専用編成転用された。 さらに、支線直通特急車両として導入計画され7300系新製に際して本系列より台車・主電動機など主要機器供出することとなった今回1次車・2次車の別を問わず車内座席ロングシートのまま存置された3801編成 - 3804編成・3806編成・3810編成・3817編成・3819編成・3820編成・3823編成 - 3825編成・3829編成の計14編成28両に、前述事故廃車となったク2835を加えた29両が主要機器供出元となり、ク2835を除く各編成1971年昭和46年7月から同年10月にかけて順次除籍された。このうち、3822編成・3829編成の2編成車体のみが大井川鉄道譲渡された。 一連の淘汰実施され結果最大71在籍した本系列は全24両に減少し、特に1次車は(新)3835編成制御車ク2818と築港線専用編成のク2815(2代)-モ3818-ク2816の計4両が残存するのみとなった

※この「他社譲渡・7300系への主要機器供出」の解説は、「名鉄3800系電車」の解説の一部です。
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