他社の派生型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:35 UTC 版)
コルト・カナダ C7(カナダ/コルト・カナダ[旧ディマコ]) カナダ軍制式銃。M16A2ライセンス品。連射機能(フルオート)とリアサイト(L型2段切換方式)はM16(A1)に準じている。 C7A1(カナダ/コルト・カナダ[旧ディマコ]) カナダ軍制式銃。M16A3ライセンス品(Elcan C79 optical sightが装備されている)。 M16A1-603K(韓国/大宇) 韓国軍制式銃。M16A1ライセンス品。 K2(韓国/大宇) 韓国軍制式銃。M16A1-603K製造の経験を踏まえた派生型。全体のレイアウトを独自のものに変更し、AK-47を参考にしたガス圧作動機構を採用。 65式歩槍(台湾/聯勤) 中華民国軍制式銃。M16ベースに、作動方式をAR-18を参考にガスピストン方式にした派生型。 M15(アメリカ/アーマライト) 主に民間用。 XM15(アメリカ/ブッシュマスター) 主に民間用。 XR15(イギリス/セイブルディフェンス) 主に民間用。 OA15(ドイツ/オーバーラントアームス) 主に民間用。レシーバーの素材には航空機構造材グレードのアルミ合金を用い、切削加工後にショットピーニングと黒色酸化処理を施している。銃身はステンレス鋼の冷間鍛造による。 HK416(ドイツ/H&K) M4カービンの改修を依頼し開発。ショートストロークピストン式、、ピカティニー・レールシステムの標準装備。 CQ 311(中国/北方工業公司) M16A1のデッドコピー品。基本形では、プラスチック部品(フロントハンドガード、ピストルグリップ、ストック)の形状がM16A1とは異なる。フルオート機能を備えた軍用向けと、セミオートのみの欧米民間市場向けが存在する。中国でも、過去の公開軍事演習において、「M16」装備の仮想敵部隊が存在した。 軍用として輸出はしていないとされていたが、青瓦台襲撃未遂事件において北朝鮮の特殊部隊が使用ともいわれ[要出典]、ミャンマーなどにも相当数、輸出。なお、同社ではCQC M4カービンも製造。 イランにおいてM311をベースにしたS5.56と呼ばれる国産自動小銃が製作されたともいわれる。イラン軍は主に革命前に国産化されたH&K G3と革命後に流入したAK-47系統を使用。また、現在使用のKH2002 "Khaybar"というアサルトライフルのベースも上記のCQ 311である。 スーダンにおいても同様の国産ライフルが製造されているといわれるが、M311やS5.56を再模倣したものともされる。スーダンはM16の原型であるAR-10を使用した経験があり、西側寄りになった1980年代のヌメイリ政権時代にM16を含む旧西側製装備を輸入していた。
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