仇とは? わかりやすく解説

あだ【×仇/×寇】

読み方:あだ

室町時代までは「あた」》

仕返しをしようと思う相手。敵。かたき。「親の—を討つ」

恨み思って仕返しをすること。また、その恨み。「恩を—で返す

害をなすもの。危害。「親切のつもりが—となる」

攻めてくる敵兵侵入してくる外敵

しらぬひ筑紫(つくし)の国は—守る押への城(き)そと」〈四三三一


きゅう【×仇】

読み方:きゅう

[音]キュウキウ)(漢) [訓]あだ あた あだする

憎らしい相手。あだ。「仇怨(きゅうえん)・仇敵復仇報仇

(「逑」と通用仲間連れ合い。「好仇


かたき【敵/×仇】

読み方:かたき

《「かた」は対比するものの片方の意で、本来は相手広くいう》

勝負争い相手競争相手。「商売上の—」「碁—」

恨みのある相手。あだ。仇敵(きゅうてき)。「—を取る」「父の—を討つ」

戦での相手。てき。

「—も御方(みかた)もこれを聞いて一度にどっとぞ笑ひける」〈平家・九〉

結婚相手配偶者

「御—をば知り奉らじ」〈宇津保・俊蔭〉

→敵(てき)[用法]

[下接語] 目の敵(がたき)色敵伯父敵恋敵碁敵・実(じつ)敵・商売敵職敵世話敵立て敵・端(は)敵・半道(はんどう)敵・平敵・女(め)敵


仇―明治十三年の仇討ち

作者綱淵謙錠

収載図書士道無惨!仇討ち始末
出版社新人物往来社
刊行年月2008.3
シリーズ名時代小説傑作選


仇(きゅう)

作者綱淵謙錠

収載図書代表作時代小説 36(平成2年度)
出版社光風出版
刊行年月1990.5

収載図書
出版社悠思社
刊行年月1991.10

収載図書代表作時代小説 36(平成2年度) 〔普及版
出版社光風出版
刊行年月1993.12

収載図書士道無惨!仇討ち始末
出版社新人物往来社
刊行年月1995.8
シリーズ名時代小説セレクト

収載図書江戸風恋物語時代小説傑作選
出版社講談社
刊行年月1996.9
シリーズ名講談社文庫


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 04:40 UTC 版)

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発音(?)

熟語


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