二十四節気・太陽黄経基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 17:01 UTC 版)
「日本の年中行事・記念日の分類」の記事における「二十四節気・太陽黄経基準」の解説
日本の年中行事・記念日の類の中には、二十四節気や太陽黄経を基準とするものもある。雑節と呼ばれるものは概ねここに属する。太陽黄経何度、あるいは立春から何日といった決め方の場合、新暦上では日付はほぼ一定だが、その年によって日がずれることがある。例えば節分(立春の前日)は現在は毎年2月3日だが、過去には2月4日の年があったし、将来についても2月2日の年が現れると計算されている。 二十四節気立春…太陽黄経315度 雨水…太陽黄経330度 啓蟄…太陽黄経345度 春分…太陽黄経0度春分の日(国民の祝日) 清明…太陽黄経15度 穀雨…太陽黄経30度 立夏…太陽黄経45度 小満…太陽黄経60度 芒種…太陽黄経75度 夏至…太陽黄経90度日本の伝統的な風習としては、全国的なものはないが、尾張地方の一部で無花果田楽を食べるなど一部地域でのものはある。 キャンドルナイトの日 小暑…太陽黄経105度 大暑…太陽黄経120度 立秋…太陽黄経135度 処暑…太陽黄経150度 白露…太陽黄経165度 秋分…太陽黄経180度秋分の日(国民の祝日) 寒露…太陽黄経195度 霜降…太陽黄経210度 立冬…太陽黄経225度 小雪…太陽黄経240度 大雪…太陽黄経255度 冬至…太陽黄経270度かぼちゃを食べる、ゆず湯に入るなどの風習がある。 小寒…太陽黄経285度 大寒…太陽黄経300度 その他太陽黄経を基準とするもの土用春土用…太陽黄径27度~立夏 夏土用…太陽黄径117度~立秋(一般に土用といえば夏土用を指す) 秋土用…太陽黄径207度~立冬 冬土用…太陽黄径297度~立春 入梅…太陽黄経80度 七十二候半夏生…太陽黄経100度 立春・春分・秋分からの日数を基準とするもの彼岸…春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間) 節分…立春(本来は立夏・立秋・立冬も)の前日 八十八夜…立春から88日目 二百十日…立春から210日目 二百二十日…立春から220日目 日取りの決定に太陽黄経基準のものと日の干支を用いるもの社日…春分または秋分に最も近い戊の日 土用の丑の日…土用期間中の丑の日一般には夏の土用の丑の日をいい、ウナギを食べる風習があるが、近年では夏以外でも土用の丑の日が取り上げられることが増えている(冬の寒の土用の丑の日など)。
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