事故と廃止とは? わかりやすく解説

事故と廃止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 07:54 UTC 版)

ファイアトーチ」の記事における「事故と廃止」の解説

2019年7月26日名古屋市立守山東中学校校庭2年生十数人が練習中、男子生徒衣服に火が燃え移り右腕の手首から肘にかけて重い熱傷を負う事故発生した。更に53歳(当時)の指導教諭熱傷負った男子生徒に「罰が当たった」との不適切発言をしていた。学校側教育委員会事故報告せず8月3日名古屋市稲武野外教育センター行われた野外学習予定通り実施した実施教育委員会保護者からの連絡初め事態知った2021年、この指導教諭業務上過失傷害罪容疑書類送検された。2022年3月23日名古屋簡易裁判所当時53歳教諭罰金30略式命令下した学校側はやけどの程度甘く見ていたため、連絡をしていなかったと釈明。また消火の際、衣服等に燃え移った際は大至急水をかけることがマニュアル明記されていたが、指導教諭男子生徒右腕を脚で思い切り踏みつけていたことも判明した。これを受け、名古屋市教育委員会は「現状では安全が確保できない」として、2019年8月13日付で今年度トーチトワリング禁止通知したまた、8月27日事故最大原因マニュアル反して灯油をしみこませたタオルを絞らなかったことと考えられる指導当たった10人の教諭のうちマニュアル目を通していたのは1人だったことも判明した。やけどなどの事故2017年度7件・2018年度16件・2019年度14起きていた、などと明らかにした。2021年名古屋市教育委員会安全性の確保が困難であることから、同市の小中学校でのトーチトワリング事実上禁止決定した西山豊日本スポーツ振興センターから入手した資料によると、2015年度から2017年度3年間に、愛知県下でおきた「トーチ」「火の舞」の事故73件あり、そのうち47件は熱傷であり、深度3度に至る事故もあった。 愛知県外では、神戸市総合教育センターによる新規採用教員研修取り入れられた例がある。

※この「事故と廃止」の解説は、「ファイアトーチ」の解説の一部です。
「事故と廃止」を含む「ファイアトーチ」の記事については、「ファイアトーチ」の概要を参照ください。

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