主要劇団とは? わかりやすく解説

主要劇団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 09:40 UTC 版)

アングラ演劇」の記事における「主要劇団」の解説

寺山修司俳人歌人だったが、天井桟敷結成して演劇進出したアウトサイダーである。黒テント状況劇場などがなんらかの形で新劇系譜つながっていたのに対し天井桟敷がまったく新劇つながりがなかった。そのため、外国研究者日本演劇関係者に寺山のことを尋ねても、きわめて冷たい反応しかかえってこないケース多かったという。 他の劇団は、大きく学生演劇出身新劇出身分けることもできる学生演劇出身は、唐十郎状況劇場鈴木忠志別役実早稲田小劇場つかこうへいなど。新劇出身は、串田和美自由劇場佐藤信黒色テント六八/七一、蜷川幸雄現代人劇場太田省吾転形劇場などがいた。 1980年代になると、関係者メジャーな演劇映画などにも出演することも増えてきた。活動中アングラ劇団としては、唐組状況劇場改組)、SCOT早稲田小劇場改組)、維新派(「劇団日本維新派」から改称)、月蝕歌劇団演劇実験室◎万有引力毛皮族といった劇団あげられる天井桟敷 (劇団)#主な共同作業者は、ほかに天井桟敷出身には松田暎子新高恵子妖子カルメンマキ若松武史小柳基山本百合子高橋ひとみ三上博史昭和精吾根本豊らがいた。また劇団サポートした人々としてはJ・A・シーザー田中未知横尾忠則宇野亜喜良らがいた。 状況劇場出身には李麗仙藤原マキ麿赤児不破万作大久保鷹四谷シモン吉澤健根津甚八小林薫佐野史郎四ノ宮浩六平直政十貫寺梅軒水上竜士荒戸源次郎映画赤目四十八滝心中未遂』を監督)、金守珍コビヤマ洋一渡辺いっけいらがいた。 その他のアングラ劇団所属したことがある俳優としては、外波山文明はみだし劇場椿組)、流山児祥立本夏山流山児★事務所)、三上ナミ森永理科月蝕歌劇団)、石橋蓮司緑魔子劇団第七病棟」)、林美樹劇団赤と黒)、青山リマ劇団赤と黒ほか)、上杉清文天象儀館ほか)、玉城満発見の会)、鷹匠訓子(らせん劇場)、木野花劇団青い鳥)、金子正次東京ザットマン)、芥正彦劇団駒場)、清水綋治劇団自由劇場)、大垣俊輔唐組)などや、田口トモロヲ若林彰大久保鷹風間杜夫丸尾末広佐川光晴中島葵荒戸源次郎と夢四郎(天像儀館)、転形劇場には枝元なほみ大杉漣増田再起あらい汎植村達雄らがいた。日活ロマンポルノ女優にも、何人アングラ演劇出身者がいる。 ほかに、早稲田小劇場#主な出身者月蝕歌劇団#主な主な劇団員劇団黒テント#主な人物新宿梁山泊#俳優、などを参照。 このほか劇団としては「第三エロチカ」、アングラ演劇かかわった人々としては糸文弘劇団三文館)、山崎博子内田栄一 (作家)東京ザットマン)、真壁茂夫井上弘久転形劇場)、若林彰飴屋法水篠原勝之合田佐和子赤瀬川原平などがアングラ演劇フィールド活動していた。

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