改める
あらた・める【改める】
読み方:あらためる
1 新しくする。古いもの、旧来のものを新しいものと入れ替える。「日を—・める」「第一項は次のように—・める」
2 悪い点、不備な点をよいほうへ変える。改善する。「態度を—・める」「悪習を—・める」
3 服装や態度をきちんとする。「居ずまいを—・めて拝聴する」
4 正しいかどうか詳しく調べて確かめる。吟味する。「罪状を—・める」「財布の中身を—・める」
[補説] 1〜3は「革める」、4は「検める」とも書く。
電話をかけて相手が不在であると「では、改めます」と言う人がいるが、これはおかしい。「では、改めてお電話します(いたします)」と言う方がよい。平成10年代半ば頃からの言い方か。
→直す[用法]
「改める」の例文・使い方・用例・文例
- この小説を子ども向きに書き改めるのは難しい
- 行いを改める
- 上司に指摘された点を改める。
- あなたは生活習慣を改めるべきです。
- 彼はその行動を改めるべきだ。
- 彼はそれを改めるべきだ。
- まあ、過ちを改めるに遅すぎるということはない。
- 改めるのに遅すぎるということはない。
- この小説を子供向きに書き改めるのは難しい。
- こうした事実から考えてみて、私たちの理論を改めることが必要かもしれない。
- 意見を改める.
- 行ないを改める.
- 《諺》 改めるのに遅すぎることはない, 「過ちては改むるにはばかることなかれ」.
- 行ないを改める[作法をよくする].
- 態度を改める.
- 態度を改めるようにと口を酸っぱくして言ったのに, 人の言うことを聞こうとしなかった.
- 犯罪者には将来素行を改めるように訓戒して帰した
- 容を改める
- 行いを改める決心だ
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