しもにたねぎ (下仁田葱)
下仁田ネギ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/04 01:58 UTC 版)
下仁田ネギ/下仁田ねぎ(しもにたねぎ)は、ネギの一種。群馬県甘楽郡下仁田町の冬季の特産品である。現在は別の地域でも栽培されているが、本来は群馬県西部の下仁田町を含む甘楽郡と富岡市の地域で栽培された[1]。江戸時代からすでに栽培が行われており、徳川幕府や大名への献上品とされていた[2]。一本ネギとしては太くて短いずんぐりした姿が特徴で、生だと非常に辛味が強いが、加熱すると甘味が引き出されてやわらかい食感になる[1]。
- ^ a b 主婦の友社編『野菜まるごと大図鑑』主婦の友社、2011年2月20日、246頁。ISBN 978-4-07-273608-1。
- ^ a b c d e f 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 116.
- ^ a b c 『下仁田町の歴史 ―年表と資料―』下仁田町教育委員会、1995年8月1日、42頁。
- ^ a b c d 下仁田町史刊行会 編『下仁田町史』群馬県甘楽郡下仁田町、1971年11月3日、27-29頁。
- ^ a b c d 内田悟 2017, p. 149.
- ^ a b c 下仁田町農林課. “「下仁田ネギ」について”. 下仁田町役場. 2020年2月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 講談社編 2013, p. 131.
- ^ a b 風来堂(著者)『群馬・栃木・茨城 くらべてみたら? 「北関東三県」の不思議と謎』(電子書籍)実業之日本社、2019年6月5日。
- ^ a b c d 内田悟 2017, p. 146.
- ^ a b c d 菊地俊夫、永井尚寿「群馬県下仁田町におけるねぎの生産形態」『新地理』第34巻第1号、日本地理教育学会、1986年、11-23頁、doi:10.5996/newgeo.34.11。
- ^ 山本正三、新井正『日本の地誌: 首都圈 I-II』朝倉書店、2009年、184頁。
- ^ 『北甘楽郡郷土誌』精美堂、群馬県高崎市、1917年9月28日、144頁。
- ^ a b c 金子美登 2012, p. 135.
- ^ a b c d e 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 117.
- ^ a b 講談社編 2013, p. 132.
- ^ “ネギの王様と呼ばれる下仁田ネギに出会う”. ごはんジャパン. 株式会社テレビ朝日. 2020年2月13日閲覧。
- 1 下仁田ネギとは
- 2 下仁田ネギの概要
- 3 食用
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