上の世界の町・村・地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:37 UTC 版)
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」の記事における「上の世界の町・村・地域」の解説
アッサラーム 《アラビア半島》 普通の町ならば武器や道具などを売る店は、それぞれ一店づつしか存在しないものの、非常に商業が栄えているこの町には何店もの店が存在する。通常の何倍もの価格でアイテムを売りつける店も存在する。付近には東への抜け道が隠された洞窟があるが、洞窟に住むホビットのノルドはただでは抜け道を教えない。夜のみ営業する店や劇場があり、シリーズ恒例の「ぱふぱふ」も登場する。 バハラタ 《インド》 黒胡椒(くろこしょう)の産地で、聖なる川が流れる町。しかし胡椒屋は孫娘のタニアが盗賊に捕まり近くの洞窟に囚われたため、仕事が手に付かずに開店休業状態である。 ダーマ 《チベットネパール》 バハラタから東方にある神殿。あらゆる英知が集結するといわれる。ここでは転職を行うことができる。 北には悟りを開くために修行を行う「ガルナの塔」があり、賢者に転職をするためのある書物が隠されている。 ムオル 《ロシア東部》 最果ての村。かつて主人公の父オルテガが滞在したこともあり、オルテガはこの村ではポカパマズと呼ばれていた。FC版とリメイク版とでは、この村で入手できるアイテムが異なる。 テドン 《アフリカ南部》 魔王バラモスの居城に最も近い位置にあった村だが、既に滅ぼされている。夜になると、村人たちの往時の姿が見られ店を利用することもできる。 FC版では昼夜とも村のBGMが流れるが、リメイク版では夜間が村のBGMのアレンジ曲であるのに対し、昼間はパーティーが全滅したときと同じBGMが流れる。 ランシール 《オーストラリア》 アリアハンより西方にある島にある村。村の規模は小さいが、奥には大きな神殿から島の中央の岩山に囲まれた砂漠にある地球のへそという洞窟へ行くことができる。ただし、その洞窟へは1人でしか行くことができない。 スー 《アメリカ北部》 ミシシッピー川に相当するいくつも枝分かれしている川の奥にある原住民の住む小さな村。しゃべる馬のエドがいる。東には開拓地があり、主人公の仲間の商人によって新たに「○○○○バーク」(○○○○は商人の名前)という町が作られることとなる。南西にはアープの塔があり、オーブを見つけるためのアイテムが隠されている。 ルザミ 世界地図上で南東に位置しており、「忘れられた島」と呼ばれている。何年も旅人が訪れておらず、店はあるものの、買い物はできず寂れた村となっている。地動説を唱え自説を撤回しなかったためにこの島に流された学者や、ネクロゴンドの洞窟に行くときの予言をする老人がいる。SFC版ではゲームクリア後のイベントで、賢者の石が入手できる。 グリンラッド 《グリーンランド》 北にある氷の島。幽霊船に関わりの深い品物を持つ老人が住んでいる。 レイアムランド 《南極大陸》 南に浮かぶ氷に閉ざされた島。中心にあるほこらでは2人の女性が不死鳥ラーミアの卵を守っており、その周辺にはオーブをささげる祭壇がある。GBC版では、神竜の願い事によってできる第2の隠しダンジョンへの玄関口となっている。 ネクロゴンド 《アフリカ》 魔王バラモスの居城のある山地。山頂にあるバラモス城は岩山と水路に囲まれており、訪れる手段はラーミアのみ。山頂付近にはほこらもあるが、ふもとからほこらに行くには、無限ループなどのトラップもあり上の世界では最も大規模なダンジョンであるネクロゴンドの洞窟を通らなければならない。バラモス城の東に開いているギアガの大穴は、下の世界のアレフガルドにつながっているが、バラモスを倒すまでは封印されている。オルテガが戦いの末に火口に落ちた火山も存在する。エンディングではギアガの大穴が塞がってしまうが、製作者は「後に無事にアリアハンに帰ったと考えてくれてもいい」とパーティの結末について述べている。
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