万博・消費者相時代
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2021年10月4日に発足した岸田内閣で国際博覧会担当大臣兼内閣府特命担当大臣として初入閣。消費者、クールジャパンも担当する。若宮は4日取材にて所管する担務が、2025年大阪・関西万博担当に加え、「まち・ひと・しごと創生」や知的財産戦略などと多岐に及んでいることに触れ「すべてしっかりと取り組まなくてはならない課題だ。全項目に対して全力を尽くしたい」と述べた。 2021年10月31日の第49回総選挙では現職特命相でありながら手塚仁雄に小選挙区で5,404票差(惜敗率95.14%)で敗れて落選したが、比例復活で当選を果たした。 大阪万博におけるドローン等について、「ドローンにも空飛ぶクルマにも大きな意味を持つ機会になると確信しています。具体的なことはこれから知恵を絞り創意工夫を重ねて参りますが、日本の持つ技術や創造力をお示しし、来場されるみなさま、海外からお越しのみなさまに驚いて頂き、再び日本に注目して頂ける機会にしたい。」と万博担当相として意気込みを語っている。また「飛ぶ」を超えた価値観を示したいとも述べている。 その「飛ぶ」を超えた価値観について、飛行の質は当然としながらも、「ドローンや空飛ぶクルマによる生活スタイルや、ビジネススタイルの変革」をグローバルスタンダードとして提示したいとしている。 デジタル田園都市国家構想やクールジャパン、知的財産を担う特命大臣として大阪万博を「未来社会の実験場にしたい」と語っている。 万博関連のフォーラムに出席した際、万博の意義について「会場を実際に訪れるというリアルな体験に加えて、デジタル技術を活用して世界中から多くの方々の参加を可能とするなど、リアルとバーチャルを融合させた新しい万博の姿を打ち出していきたい」と語った。また日本が少子高齢化等の課題を抱えていることに触れ、「世界に先駆けて解決方法をデザインの力で見出していく必要」があるとし、会場や日本で体験したことを各国に持ち帰ってもらうことも大阪・関西万博の開催意義だとしている。 新型コロナウイルスの影響で万博の招請活動に遅れが生じているとの指摘に対して、閣議後の記者会見で、カナダが参加を表明したことを踏まえ、「着実な進展を心強く感じる。これを機に、一層弾みをつけて招請活動に力を入れたい」と語り、大阪・関西万博への参加国・機関を増やしていく意向を示した。
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