ビジネススタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 14:58 UTC 版)
全国統括会社として「株式会社ユーノス」を設立。マツダではなく、あくまでもユーノスからの販売という建前になっていた。車検証でマツダではなくユーノスの表記になっているものがあるのはそのためである。 また、ラインナップ補完のためにシトロエンの輸入権を取得。西武自動車販売と併売(競争関係)でシトロエンBX、エグザンティアなどを販売した。 店舗展開の際、高級感のある店舗が建てられたが近年のように統一されたデザインとなっておらず、他にも「アンフィニ店やマツダ店との複合店舗」「ビルやショッピングセンターのテナント」「シトロエン車とユーノス車の展示を分離した店舗」といった展開もあった。また、「オカジオン(occasion)」という名で認定中古車制度も作り、同名の中古車用店舗も全国に設けた。 旧ユーノスとちぎ(栃木マツダ販売)宇都宮陽南店 手前側のヤマハリビング(現:トクラス)ショールームが、旧ユーノスロード栃木(アンフィニ栃木)宇都宮東店。 旧ユーノス湘南(湘南マツダ)藤沢店 旧ユーノスロード+アンフィニ関東 方南町店 旧ユーノスエーツーゼット(宝船)高崎南店 旧ユーノスアントレ(イマエダコーポレーション)太平通店 旧ユーノス新埼玉+アンフィニ埼玉 新所沢店 ディーラー網拡大においては、オートラマの運営で実績のある「異業種資本参入」方式を積極的に進めた。ロードスターの話題性もあって、全国のマツダ販売会社のみならず、様々な異業種がユーノス販売網に参加し、ピーク時には148社が参加していた。しかし、ユーノスブランドの業績不振で撤退が続出し、そして1996年のアンフィニ店統合にてほとんどの企業が撤退し、残った店は、マツダアンフィニ店かフォード店に看板を替えて営業した。 廃止後も1998年までシトロエンの輸入権は継続され、旧ユーノス店だったマツダアンフィニ店での販売で、新西武自動車販売との併売体制が維持された。マツダがシトロエン車の販売を終了しても、一部の旧ユーノス店経営法人が個別に新西武自動車販売の正規ディーラー権を取得しシトロエン車の販売を継続した。しかし2001年にシトロエン・ジャポンが発足すると専売店化の施策が推進され、マツダ車と同一店舗でシトロエン車を販売していた旧ユーノス店はシトロエンの正規ディーラー権を返上した。 参加した異業種企業一例(現在マツダ店として存続中の会社も含む)・・・JR北海道、JR九州、JR西日本、三越ワールドモーターズ(三越)、サミットモータース(住友商事)、象印マホービン、ニヤクコーポレーション、名鉄整備(名鉄グループ)、三洋クリエイティブサービス(三洋電機)、古河ヤクルト販売、ミツウロコ、空研工業、フレックス自動車販売、昭産開発(昭和産業)、亀田製菓、三愛石油、矢野新商事、鶴田石材、フレックス、いずみ総合サービス(住友重機械工業)、ニチイ→マイカル(現在のイオンリテール。ビブレ21等でも取り扱い)、オートバックスセブン、神姫バス、住友ベークライト、三井鉱山、オークラ輸送機、カゴメ物流サービス(カゴメ)、中埜酢店、宝船、イズミヤ、八坂鉱山、一光
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