一軍のオープン戦開催の傾向
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「読売ジャイアンツ主催のオープン戦使用球場一覧」の記事における「一軍のオープン戦開催の傾向」の解説
1990年代ごろまでは、まずキャンプ会場の宮崎を含め九州南部で数試合開催した後、日本列島を南から北の順番に北上する形で巡業し、3月下旬ごろに本拠・東京ドームに戻った後、北関東へ遠征して終わるという日程が組まれていた。 2001年に札幌ドームが完成してからは、その順番がやや崩れ、九州遠征をしたのちに一気に北海道に北上し、更にその後南下して中四国・近畿・東海への遠征をしたりしたこともあった。 2009年の場合、宮崎でのオープン戦はせず(練習試合はあった)、最初のオープン戦は2009 ワールド・ベースボール・クラシック A組に参加するアジア4カ国の代表チームとのオープン戦(埼玉西武ライオンズ帯同)をいきなり東京ドームで行い、その後はナゴヤドーム→福岡ドーム→周南→福山→大阪ドーム→神戸スカイマーク→長良川球場と遠征し、その後は東京ドームなど関東地方に戻っての開催に集中するという日程が組まれている。 2010年はまず鹿児島・宮崎での西武2連戦(この前に宮崎で無料の練習試合があるため実質3連戦)から始まり、その後は名古屋→山口→福岡→広島→大津→大阪→甲子園→東京→静岡→東京→横浜と前年同様必ずしも南から北への順で北上するのではなく、一度北上したら再び南下という日程が繰り返されている。また公式戦同様にこの年は福岡、札幌での主管試合は組まれず、福岡でのソフトバンク2連戦はいずれもビジター扱いとなった。ただ大阪でのオリックス2連戦のうちの1試合では引き続き巨人主管となっている。 2011年は宮崎で1試合こなしたのち、球団史上初の沖縄・那覇で3試合(うち1試合は横浜ベイスターズの主管試合であるので、巨人主管は2試合。他に無料練習試合もあり)→3月に入り東京ドーム→札幌ドーム→福岡ヤフードーム→広島マツダ→京セラドーム→甲子園→岐阜→神宮→横浜→甲府→東京ドームという日程が組まれ、傾向は前年と同じ(東日本大震災のため京セラドーム、甲子園、神宮、横浜、甲府、東京ドームの後半戦は中止)であるが、京セラドームでの巨人主管がなくなったため、他球団の本拠地に乗り込んでの試合は全部ビジターとなった。 2013年のオープン戦のうちの2試合は、WBC2013の強化試合(日本代表、中国代表)として、福岡ヤフオクドームで開催されるが、主催はWBCインクである。
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