ロータス効果
ロータス効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 05:01 UTC 版)
ロータス効果(ロータスこうか、英: Lotus effect)は、材料工学において、ハス科の植物に見られる自浄性を指す用語。ハス効果とも。
- ^ 出典は北宋の儒学者・周茂叔の述べた『愛蓮説』の、「予独愛蓮之出淤泥而不染」という一節である。
- ^ www.lotus-effect.com/(英語)
- ^ ロータス効果を発見、製品化成功の植物学者Wilhelm Barthlott (ヴィルヘルム・バルトロット)による登録商標番号4790998。他に全く別の日本の会社から「ロータスエフェクト」と「Lotus Effect」としてクッション、座布団,まくらなどの商品や役務の商標出願番号2009-031418から21もある。
- ^ “拒絶査定不服の審決|不服2002-4196”. 商標審決データベース. アスタミューゼ株式会社 (2004年6月22日). 2019年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月15日閲覧。
- ^ http://bifidus.jp/products/cover.html
- ^ http://www.toyal.co.jp/products/haku/hk_tl.html
- ^ Stable Biomimetic Super-Hydrophobic Engineering Materials, Guo, Z.; Zhou, F.; Hao, J.; Liu, W. J. Am. Chem. Soc. 2005, 127, 15670-15671. DOI: 10.1021/ja0547836
- 1 ロータス効果とは
- 2 ロータス効果の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
ロータス効果
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詳細は「ロータス効果」を参照 前項目で触れた通り、ぬれやすさは表面の形状によっても変わる。実際に自然界に存在している例がハスやサトイモの葉である。ハスの葉の表面についた水は丸まって水滴となり、汚れを絡め取りながら転がり落ちる。この自浄効果をロータス効果という。植物の葉は一般的に保護膜となるワックス成分を持っているが、ハスの葉はさらに表面が微細な凹凸構造になっている。もともとワックス成分でぬれにくい面が凹凸構造であることによってますますぬれにくくなり、超撥水表面となっている。ロータス効果は、撥水コーティングの技術に応用されている。
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