自然界における例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 00:30 UTC 版)
昆虫の体表面や植物体表面は、生育に付随する器官成長で、極めて凹凸の多い面を得ているものがある。例えば蚊の目は超撥水性をもつことが知られている。植物体の地上部においては、専ら表面にクチクラ(ワックス層)が存在し、水を撥水するとともに、植物体からの蒸散を抑制しているが、特に表面形状が特殊で高い撥水性能を発揮しているものもある。例えばハスやサトイモである。これらはロータス効果とよばれ、自然界における超撥水性の発現例として著名である。他には、バラの花弁は超撥水性を持つとともに、撥水した水滴を保持する性質があることも知られている。 アメンボの脚は超撥水性をもつといわれる。但し、脚の先端部がフロートとして働くとの主張もある ロータス効果の模式図
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