ロータス・ホンダの不運
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 09:25 UTC 版)
「1988年メキシコグランプリ」の記事における「ロータス・ホンダの不運」の解説
しかしマシン性能がマクラーレン・ホンダに比べて完全に劣るロータス・ホンダをドライブするピケは1周目の最終コーナーでセナにかわされ、その数周後にはピケも中嶋も、ベルガーとアルボレートのフェラーリの2台にかわされてしまう。なお中嶋は暫くアルボレートを押さえていたものの、突然ポップオフバルブが開くトラブルが起きアルボレートにかわされてしまった。その後はマクラーレン・ホンダの2台がファステストラップを更新しながらフェラーリの2台を突き放し、フェラーリの2台の直後にロータス・ホンダの2台が続き、それ以下を突き放す展開となった。 しかし序盤からエンジンにトラブルが出ていた中嶋は28周目に白煙を吐きリタイヤし、その後ピケも残り10周を残して、チームメイトの中嶋同様にエンジントラブルでリタイヤし、予選から好調であったロータス・ホンダの2台はノーポイントに終わってしまう。リタイアの直接の原因は、エルフの燃料に不純物が混じっていたことがトラブルの原因だった。
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