ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦の意味・解説 

ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 04:46 UTC 版)

フメリニツキーの乱」の記事における「ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦」の解説

詳細は「ロシア・ポーランド戦争 (1654年-1667年)」および「大洪水時代」を参照 1654年の春、コサックウクライナ保護国にしロシア・ツァーリ国ウクライナ・ポーランド戦争介入しロシア・ポーランド戦争始まった。4万人ロシア・ツァーリ国軍は、任命ヘーチマン、イヴァン・ゾロタレンコ率い1万8千人コサック軍連携してロシア・ツァーリ国ポーランド・リトアニア共和国国境にあったリトアニアベラルーシ地方攻め入りポロツクヴィテブスクスモレンスク占領したまた、1654年7月までにコサック軍自力で南ベラルーシ征服しコサック国家連隊行政制を当地設置したロシア側はベラルーシ地方への進攻同時にポーランドヴォルィーニ地方への出兵準備していたが、フメリニツキー南方ウクライナ荒らしたポーランド軍戦闘中だったので、その出兵停止された。そんな中コサックロシア・ツァーリ国両軍の動きに対してクリミア・ハン国コサックとの同盟廃棄し1654年6月ポーランド側と「永遠同盟」を結んだ10月両国の6万人のポーランド・クリミア同盟軍は、ブラーツラウ地方侵入し当地方を占領した1655年1月中旬、ヴァシーリイ・シェレメーチェフ率いロシア・ツァーリ国2万人の援軍フメリニツキーのもとへ遅れて到着し1月下旬に6万人コサック軍とともにオフマーチウの当たりでポーランド・クリミア同盟軍対陣した1月29日から31日にかけて決戦が行われ、両側戦闘厳寒によって3万人死者出したが、勝負はつかなかった。しかし、ポーランド・クリミア同盟軍進攻阻止され両側の間に同年の秋まで大規模な戦闘はなかった。 1655年の夏、ロシア・ツァーリ国ポーランド・リトアニア共和国攻め入ったことをきっかけに、かねてよりバルト海面するプロイセンリヴォニアめぐってポーランド・リトアニア共和国対立していたスウェーデン王国は、対立相手宣戦したスウェーデン王国カール10世は、ポーランドの敵であったブランデンブルクフリードリヒ・ヴィルヘルムトランシルヴァニアラーコーツィ・ジェルジ2世ならびにウクライナフメリニツキー共同作戦約束交わし同年7月ポーランド乱入したポーランド・スウェーデン戦争始まってから半年で、ポズナンクラクフはじめとする大きな都市スウェーデン軍占領され多くポーランド軍人が降伏した1654年 1655年 1656年 1657年 スウェーデン側と連携取りながら、フメリニツキーコサック軍彼に従属していたロシア援軍ガリツィア地方進攻し、9月下旬にホロドーク町の周辺ポーランド軍蹴散らして9月29日リヴィウ市を包囲した。しかしフメリニツキーは、クリミア・タタール軍が南ウクライナ侵入した注進を受けると、リヴィウ市民から代償金をもらって包囲解除し南方向かった。そこでコサック軍が諸戦においてタタール勢を破ったため、フメリニツキークリミアのイスリャム3世互いに誓願立ててコサック・タタール同盟復活させた。

※この「ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦」の解説は、「フメリニツキーの乱」の解説の一部です。
「ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦」を含む「フメリニツキーの乱」の記事については、「フメリニツキーの乱」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦」の関連用語

ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロシア・ツァーリ国とスウェーデン王国の参戦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのフメリニツキーの乱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS