レーベルゲートCDにおける問題点とは? わかりやすく解説

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レーベルゲートCDにおける問題点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:50 UTC 版)

コピーコントロールCD」の記事における「レーベルゲートCDにおける問題点」の解説

通常のCCCDとは異なりPC用データ条件付きコピー可能にすることが特徴だったレーベルゲートCDにも、以下のような問題点があったことから普及が進まなかった。 他のCCCD抱えていた問題を引きずってしまった。1stセッションエリアプロテクト技術自体は、エイベックス等のCCCD採用されたCDS-200をベースとした規格であり、音質向上こそ図られたものの再生環境改善等が図られたわけでもない一方でパソコン再生コピーできてしまうケース多々あり、複製防止効果にも疑問生じた洋楽盤への導入目途が立たなかった。リリースされ295タイトル全て邦楽であり、洋楽存在しないSME以外の他のレコード会社採用しなかった。独自の音質向上技術他社採用するのは難しく前述インターネット利用した認証複製システム等のエイベックス方式とは異なる点が存在し、他のCCCD比べてシステムが複雑で運営コストがかさむという欠点抱えていた。 仕様上、ソニーアイワ一部以外、iPod筆頭とする他社製デジタルオーディオプレーヤーDRM非対応のソニー・アイワ製デジタルオーディオプレーヤーも含む)への転送行えなかった。またCD書き出し行えないほか、ファイル扱い次第再生できなくなるケース生じたMicrosoft Windows XP以外のオペレーティングシステム採用するパソコンでは、再生複製が行えない。MAGIQLIPWindows XP以外のOSWindows Vista以降Windowsを含む)では動作せず、他のソフト(同じソニー製ではSonicStagex-アプリMedia Go等)では2ndセッションエリア再生複製が行えないため、これらのOSでは再生複製手段がなかった(但し先述のように1stセッションエリア再生複製が行えるケース多々あった)。 複製ソフトの使い勝手悪かったMAGIQLIP多数音楽ファイル管理には不向きであったほか、レーベルゲートCDバージョンによってMAGIQLIPMAGIQLIP2使い分ける必要があった。

※この「レーベルゲートCDにおける問題点」の解説は、「コピーコントロールCD」の解説の一部です。
「レーベルゲートCDにおける問題点」を含む「コピーコントロールCD」の記事については、「コピーコントロールCD」の概要を参照ください。

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