Windows Vista以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 09:21 UTC 版)
「Microsoft Update」の記事における「Windows Vista以降」の解説
Windows Vista、およびWindows 7、Windows 8/8.1では、Windows Updateはウェブアプリケーションではなくなり、その機能は全てコントロールパネルに吸収された。Windows 10では、コントロールパネルから排除され、8から搭載された設定アプリに吸収されている。更にWindows Defenderの定義ファイルの更新、Windows Mail(Windows Vistaのみ)のジャンクメールフィルタの更新なども行われる。 Windows XP Service Pack 2以降の利用者のWindows Updateに対する共通する鬱憤として、自動更新がバックグラウンドで実行された後、10分おきに再起動が要求されるというものがあった。このダイアログは、そのとき利用者が使用中のアプリケーションよりも前面に表示される。 再起動が避けられない種類の更新の場合のみにそのようなダイアログが表示されるが、再びこのダイアログを表示するときを何時間・分後にするか(最大4時間後)指定できるようになっている。変更されたダイアログは他のアプリケーションより背後に隠れるようにもなった。 Microsoft Updateは相変わらずオプションであり、標準では使用されない状態になっている。 Windows Vista以降のWindows Updateは、Windowsのシステムファイルの更新に「Transactional NTFS」と呼ばれる機能を使う。更新中に予期せぬシャットダウンが行われた場合に、Windowsが元の状態に戻すことを支援する機能であり、ファイルシステムへの一連の変更が分解不能(アトミック)な操作である、すなわち中途半端な状態のままで終わることがないということを保障するものである。
※この「Windows Vista以降」の解説は、「Microsoft Update」の解説の一部です。
「Windows Vista以降」を含む「Microsoft Update」の記事については、「Microsoft Update」の概要を参照ください。
- Windows Vista以降のページへのリンク