レベティア教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:52 UTC 版)
「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜」の記事における「レベティア教」の解説
大陸全土で広く信仰される宗教。トップは聖王。特に大陸西側では権威が高く、教団の方針を決められる選聖候の資格を持つ7人の王(聖王を含む)と、聖王代理としての福音局局長が力を持っている。 シルヴェリオ 現聖王。 覇気のない小柄で痩身の老人。レベティア教開祖レベティアの末裔であり、聖王の地位は諸国が牽制を繰り広げた結果、世俗の地位や領地を持たないシルヴェリオの一族から任命されることが多いという。そのような来歴と外見からカルドメリアの傀儡とも噂されるが、実際には彼女を従えている。 カルドメリア 声 - 能登麻美子 福音局局長。 聖王代理として選聖候と同等の権威を持つという福音局局長の女性。歳は既に50歳を超えているはずだが、外見は遥かに若い。政治力の怪物で魔女とも渾名される。自身の利益になるかは度外視して事態を混迷化させることを好む。 実は2巻におけるグリナッヘら属州の反乱を手引きしていた黒幕。 オウル 声 - 今井文也 カルドメリアの部下の男性。グリナッヘらの反乱を手引きしていたが、ウェインやロウェルミナの策によって失敗。ウェインを襲撃した際に彼によって右腕を斬り落とされて失っている。 アイビス 声 - 菊池紗矢香 カルドメリアの部下の女性。ナトラ内部にてウェインに不満を持つ反乱分子を煽り、ウェインの暗殺を目論んだ。しかし、それを察知していたウェインが自分達を追撃してきたルベール率いるカバリヌ軍をやり過ごしたため、ウェイン達を追い抜いたルベール達とナトラの反乱軍が衝突する形になってしまい、さらにハガルの参戦によって両者が共倒れとなり失敗した。 オルドラッセ カバリヌ王国の王。選聖候の一人。 →#カバリヌ王国 グリュエール・ソルジェスト ソルジェスト王国の王。選聖候の一人。 →#ソルジェスト王国 シュテイル・ロッゾ バンヘリオ王国に属する公爵。選聖候の一人。 20代半ばの端正な顔立ちの貴公子。芸術に傾倒しており、パトロンとしても有名で芸術侯の異名を取る。 しかし、最高の芸術とは人が何かを得た時と失った時という自論を持ち、優れた芸術を作り出すために、ある画家の家族を嬲り殺しにしたことをウェインに嬉々として話す。ウェインからは内心ではドン引きされているが、シュテイル自身はウェインを数少ない自分の理解者として気に入ってしまう。選聖候の中ではカルドメリアに協力的。 6巻のパトゥーラの内乱を裏で糸を引いていた一人でレグルを支援し、最終的にはパトゥーラを影響下におさめて、南洋からの東側侵攻を計画していた。 ティグリス ベランシア王国の王弟。選聖候の一人。 頭の回転が早い野心家の青年。8巻における選聖会議において主導権を握るべくウェインと手を組む。互いに実力を認め合い、いずれは殺し合うことになるだろうと悟っている。 アガタ ウルベス連合の代表かつ東都マルドーの代表。選聖候の一人。 →#ウルベス連合 ミロスラフ ファルカッソ王国の王子。選聖候の一人。 父王より選聖候を継いだばかりの青年。やがては国も継ぐという。大陸中央南端に位置し、東部及び帝国とは国境線でつながっているため、特に帝国への敵意が強い。同じく帝国と接するカバリヌと友好関係にあり、スキレーの早期の選聖候就任を望む。
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