ルビン・カザンとは? わかりやすく解説

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FCルビン・カザン

(ルビン・カザン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/08 04:11 UTC 版)

FCルビン・カザン
原語表記 Футбольный клуб Рубин Казань
愛称 Tatarstantsi(タタルスタンのチーム)[1]
クラブカラー 赤・緑
創設年 1958年
所属リーグ ロシア・プレミアリーグ
ホームタウン カザン
ホームスタジアム セントラル・スタジアム
カザン・アリーナ
収容人数 30,133
45,105
代表者 ルステム・サイマノフ
監督 レオニード・スルツキー
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

FCルビン・カザンロシア語: Футбольный клуб Рубин Казань, Futbolnyi klub Rubin Kazanタタール語: Рубин Казан футбол клубы, Rubin Qazan futbol klubı)は、ロシアタタールスタン共和国カザンに本拠地を置くサッカークラブである。

概要

ソビエト連邦時代はトップリーグに昇格したことはなかった。2001年に就任したグルバン・ベルディエフ監督の下で2003年にロシア・プレミアリーグに初めて昇格すると[1]、最初のシーズンに3位となってUEFAカップ出場権を得た。2004年は成績がふるわず10位に沈んだが、2005年は再びUEFAカップ出場圏内の4位でシーズンを終えた。

2008シーズンは開幕から7連勝して、それまでディナモ・モスクワが持っていた開幕連勝記録を塗り替えた。シーズン終了まで3試合を残した第27節にリーグ優勝を決め、クラブ創設50年目で初めてのチャンピオンとなった。

そのため、2009-10シーズンはUEFAチャンピオンズリーグに初出場をした。グループリーグ第3節のFCバルセロナ戦(アウェイ)では2-1と大金星を挙げ、ホームの試合(0-0)では引き分けに持ち込むなどした。

2009シーズンのリーグ戦では磐石の強さでロシアリーグ2連覇を果たした。

UEFAチャンピオンズリーグ 2010-11のグループリーグでは、2年連続バルセロナとあたり一敗一引き分けとした。バルセロナとの通算成績は1勝1敗2引き分けである。

国内の人気度

2012年9月、マーケティングリサーチ会社のAC Nielsenがロシア国内の38都市で延べ1万9千人から「何処のファンか」問うたところ、全体の4位である5%がルビンのファンだと答えた[2]

クラブ名の遍歴

  • 1958-1964: イスクラ (Искра)
  • 1965-1991: ルビン (Рубин)
  • 1992-1993: ルビンTAN (Рубин-ТАН)
  • 1993-現在: ルビン (Рубин)

タイトル

国内タイトル

国際タイトル

過去の成績

ロシア
シーズン ディヴィジョン 順位 国内カップ 欧州カップ戦 備考
1992 2部(中央) 5 34 15 9 10 43 30 39
1993 2部(中央) 8 38 19 6 13 48 46 44 ベスト256 降格
1994 3部(中央) 15 32 6 4 22 15 65 16 ベスト256
1995 3部(中央) 17 40 12 6 22 32 56 42 ベスト256
1996 3部(中央) 6 42 24 7 11 66 34 79 ベスト512
1997 3部(中央) 1 40 32 6 2 88 22 102 ベスト64 昇格
1998 2部 7 42 19 6 17 56 50 63 準々決勝敗退
1999 2部 7 42 18 12 12 56 49 66 ベスト64
2000 2部 3 38 24 6 8 61 28 78 ベスト64
2001 2部 8 34 13 7 14 44 44 46 ベスト64
2002 2部 1 34 22 6 6 51 14 72 ベスト16 昇格
2003 プレミア 3 30 15 8 7 44 29 53 ベスト16
2004 プレミア 10 30 7 12 11 32 31 33 ベスト16
2005 プレミア 4 30 14 9 7 45 31 51 ベスト32 UC 予選2回戦
2006 プレミア 5 30 13 7 10 43 37 46 ベスト16
2007 プレミア 10 30 10 5 15 31 39 35 ベスト16 UC
IC
1回戦
3回戦
2008 プレミア 1 30 18 6 6 44 26 60 ベスト16
2009 プレミア 1 30 19 6 5 62 21 63 準優勝 ECL
EUL
グループリーグ
ベスト16
2010 プレミア 3 30 15 13 2 37 16 58 ベスト32 UCL
UEL
グループリーグ
ベスト32
2011-12 プレミア 6 44 17 17 10 55 41 68 優勝 UCL
UEL
プレーオフ
ベスト32
2012-13 プレミア 6 30 15 5 10 39 27 50 ベスト32 UEL 準々決勝
2013-14 プレミア 9 30 9 11 10 36 30 38 ベスト32 UEL ベスト32
2014-15 プレミア 5 30 13 9 8 39 33 48 準々決勝
2015-16 プレミア 10 30 9 6 15 33 39 33 ベスト32 UEL グループステージ
2016-17 プレミア 9 30 10 8 12 30 34 38 準決勝敗退
2017-18 プレミア 10 30 9 11 10 32 25 38 ベスト16
2018-19 プレミア 11 30 7 15 8 24 30 36 準々決勝敗退
2019-20 プレミア 10 30 8 11 11 18 28 35 ベスト32
2020-21 プレミア 4 30 16 5 9 42 33 53 GS敗退
2021-22 プレミア 30 ECL 予選3回戦

欧州の成績

現所属メンバー

2020年8月14日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ダヴィド・ヴォルク
3 DF コンスタンティン・プリエフ
4 DF シルヴィエ・ベギッチ
6 MF 黄仁範
7 MF ヴャチェスラフ・ポドベレスキ
8 MF ダルコ・イェフティッチ
10 MF イーゴリ・コノヴァロフ
11 MF ズリコ・ダヴィタシュヴィリ
12 MF アレクサンドル・ズエフ
14 DF ウラジーミル・グラナト
15 MF ドミトリ・タラソフ
18 MF パヴェル・モギレヴェツ
19 FW イヴァン・イグナティエフ
20 FW エフゲニ・マルコフ
No. Pos. 選手名
22 GK ユーリ・デュピン
23 GK イヴァン・コノヴァロフ
25 MF デニス・マカロフ
27 DF パブロ
28 MF オリヴァ・アビルゴー
33 DF オレフ・ダンチェンコ
40 FW シャフロム・サミエフ
59 MF ニキータ・マカロフ
69 DF ダニル・ステパノフ
71 DF ニコライ・ポヤルコフ
77 DF イリヤ・サモシュニコフ
87 MF ソルトムラド・バカエフ
88 MF アレクサンドル・タシャエフ
93 GK アレクセイ・ゴロドヴォイ

ローン移籍選手

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
3 DF コンスタンティン・プリエフ (ロストフ)
12 MF アレクサンドル・ズエフ (ロストフ)
20 FW エフゲニ・マルコフ (ディナモ・モスクワ)
27 DF パブロ (ブラガ)
No. Pos. 選手名
28 MF オリヴァー・アビルドゴーア (オールボー)
71 DF ニコライ・ポヤルコフ (ロストフ)
88 MF アレクサンドル・タシャエフ (スパルタク・モスクワ)

ローン移籍選手

out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- DF ライル・アブドゥリン (ネフチェヒミク・ニジネカムスク)
-- DF イリヤ・アガポフ (ネフチェヒミク・ニジネカムスク)
-- DF ウラディスラフ・ミクシン (ファケル・ヴォロネジ)
-- MF イゴール・ニコロフ (ノヴォシビルスクガ)
No. Pos. 選手名
-- MF ミハイル・ヤコブレフ (ナーベレジヌイェ・チェルヌイボー)
-- MF カミル・ザキロフ (ヴォルガリ・アストラハン)
-- FW アルトゥール・サギトフ (ニジニ・ノヴゴロド)

歴代監督

歴代所属選手

GK

DF

MF

FW

脚注

  1. ^ a b uefa.com (2009年9月7日). “ダークホースを演じたい初出場ルビン”. 2009年9月9日閲覧。
  2. ^ 12,600,000 Russians support Zenit!

外部リンク


ルビン・カザン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/04 05:36 UTC 版)

クリスティアン・ノボア」の記事における「ルビン・カザン」の解説

2007年1月ロシアFCルビン・カザン移籍ロシア・プレミアリーグ初のエクアドル人選手となった2008シーズンクラブ史上初となるリーグ戦優勝貢献2009シーズンリーグ2連覇を果たすなど活躍をした。2010年シーズン前半は第4主将だったが、主将であったセルゲイ・セマクFCゼニト・サンクトペテルブルク移籍したため、副将昇格(新主将ロマン・シャロノフ)。しかし、主将のシャロノフが怪我長期離脱をしていたため、実質ゲームキャプテンはノボアが務めていた。2011年12月下旬FCディナモ・モスクワへの移籍取りたされるようになり、本人1月中旬頃に迅速な対応をしたルビンツイッタールビン感謝述べた

※この「ルビン・カザン」の解説は、「クリスティアン・ノボア」の解説の一部です。
「ルビン・カザン」を含む「クリスティアン・ノボア」の記事については、「クリスティアン・ノボア」の概要を参照ください。

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