ラックマウント型エフェクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 13:59 UTC 版)
「Rockman (アンプ)」の記事における「ラックマウント型エフェクター」の解説
XPR ハーフラックエフェクターの機能を全て搭載し、更にMIDIで100通りまでエフェクト効果を管理出来るマルチエフェクター。機器の左から右へ下記のように構成されている。 サスティーン調整。入力ゲインを0、8、16、24の4段階で調整できる。 入力時のBASS、1.6kHz、Trebの3バンドのイコライザ。それぞれ-10、-5、0、+5、+10の間で調整可能。 ディストーション/フィルターセクション。下から以下の様に設定されている。 緑の箇所の下はX100やサスティナーのCLN2に該当する、エレアコのようなクリーンサウンド。 緑の箇所の上はX100やサスティナーのCLN1に該当する、高域の強いクリーンサウンド。 黄色の箇所の下はサスティナーのセミクリーンサウンドで、サスティナーのものよりも歪む。 黄色の箇所の上はEdgeに該当するサウンド。オートクリーン機能は初めから実装されている。X100やサスティナーよりもゲインが低く設定されている。 赤の箇所はサスティナーで言うDistに該当し、上下でゲインの量が変わる。またCLN1とミックスしてオートクリーン機能を搭載する事も可能。 エフェクトループ。 5段階(Stop、Slow、Normal、Fast、XFST)の揺らぎ速度が調整出来、ステレオ/モノラル出力の切り替えが可能なコーラス。 2種類のリバーブに加え、ステレオ出力の左30、右60〜左右最大340msまでディレイタイムを調整可能なステレオエコー。フィードバックは1で固定。 150、500、1k、2k、5kHzの5バンドのイコライザ。-8〜+8まで調整出来る。また、出力時のボリュームも調整可能。 トレブル(高音域)及びバス(低音域)の調節が可能なマスタ音量。 日本ではB'zが使用した事により一気に話題となり、特に価格が暴騰した機器の一つである。 XPRa XPRの改良版。XPRで問題となっていたノイズの多さを解消し、エフェクト効果を強くしたもの。ディストーションの歪みが軽減されている。 Pro Bass Rockman ベース用のマルチエフェクターで、サスティーンの掛かり具合の調整、コーラス、オーバードライブなどの調整、フットスイッチで調節可能な3バンド(Bass、Mid、Treb)のイコライザに加え32Hz - 8kHzまでの9バンドのグラフィックイコライザで構成されている。 PGE-2 Instrument Equalizer 14バンドを搭載したグラフィックイコライザーで、その内の7バンドは前述のInstrument Equalizerと同じ周波数帯域で中音域に集中している。また100通りのエフェクト効果をMIDIで管理する事も可。 Rockmount RM-10/RM-20 Rockman製のヘッドフォンアンプをラックマウント型にするための機器。ヘッドフォンアンプの電源供給やボリューム調節、エフェクトの入り切りやギターからの入力や他の機器への出力等を担う。 Rockbox 3Uまで(ハーフラックのみの構成で計6台、1Uラックのみで計3台で組み合わせられる)ラック型エフェクターを搭載出来る箱型のラック。電源供給やエフェクターのスイッチの役割を果たす。
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