ヨーロッパ救急医学会とは? わかりやすく解説

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ヨーロッパ救急医学会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 02:01 UTC 版)

ヨーロッパ救急医学会(よーろっぱきゅうきゅういがくかい、European Society for Emergency Medicine、略称:EuSEM)は、ヨーロッパ各国の救急医により組織された学術団体

概要

ヨーロッパ各国からの代表者により、1994年5月にロンドンで開催された国際救急医学カンファランス(International Emergency Medicine )の会期中にヨーロッパ救急医学会European Society for Emergency Medicine、略称:EuSEM)設立に向けた話し合いが行われた。準備会合を、1996年の世界救急災害医学学会(WADEM)の会期中にマインツドイツにおいて開催し、第一回の学術集会 1st European Congress on Emergency Medicine をサンマリノサンマリノ共和国)で開催した。ヨーロッパの歴史と文化の多様性を反映して、隔年で開かれている学会(会議)は、各国の学会と同時に開催され、同じく隔年で開催される地中海救急医学会(Mediterranean Emergency Medicine Congress)と交互開催の形を取っている。正式加盟国は、オーストリアベルギークロアチアチェコ共和国デンマークエストニアフィンランドフランスグルジアギリシャハンガリーアイルランドイスラエルイタリアリトアニアマルタオランダポーランドポルトガルルーマニアスロバキアスペインスウェーデンスイストルコ(団体としては2団体加盟)、英国である。

学術集会の開催

前述のように、多様な開催形態をとる。学術集会である European Congress on Emergency Medicine (ECEM)としては、第1回は1998年サンマリノ、第2回は2002年にポルトロス(スロベニア)、2004年には、EuSEM 10周年記念シンポジウムを、プラハチェコ共和国)で開催した。第3回は2005年ルーヴェンベルギー)、第4回は2006年クレタ島ギリシャ)、第5回は、2008年ミュンヘンドイツ)、第6回は2010年ストックホルムスウェーデン)、第7回は2012年アンタルヤトルコ)、第8回は2014年アムステルダムオランダ、第9回は2015年トリノイタリア)、第10回は2016年ウィーンオーストリア)、第11回は2017年アテネギリシャ)、第12回は2018年グラスゴー英国)、第13回は2019年プラハチェコ)で開催された。第14回は2020年コペンハーゲンデンマーク)で開催予定であったが、Covid-19パンデミックにより、バーチャル学会として開催された。2021年リスボンポルトガル)で開催予定である。

また、アメリカ救急医学会(American Academy of Emergency Medicine)と連携して地中海救急医学会を開催、地中海救急医学会は、第1回は2001年ストレーザイタリア)、第2回は2003年シッチェススペイン)、第3回は2005年ニースフランス)、第4回は2007年ソレントイタリア)、第5回は2009年バレンシアスペイン)で、第6回が2011年コス島ギリシャ)で、第7回は2013年マルセイユフランス)で開催された。第8回は2015年ローマイタリア)で開催された。

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