ユメノグラフィア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 12:52 UTC 版)
「ANYCOLOR」の記事における「ユメノグラフィア」の解説
バーチャル空間上にアバターをまとって入店し、キャストと会話を楽しむことや、一緒にゲームをすることができる。動作環境はOculus Rift、Oculus Rift S。2020年2月6日からはHTC Vive、HTC Vive PRにも対応をしている。その後、デスクトップモードが2020年4月1日にリリースされ、VR機器を必要とせずサービスを受けることが可能となった。4月29日にはWeb会議サービス「Zoom」を利用した、スマートフォンなどで参加可能なライト版のβ版がリリース。 利用者は、利用する時間帯のVRトークン(チケット)を購入・登録したうえで、アプリ内にてトークンを入力、自分のアバターを選択する仕組み。利用にはアカウント作成が必要。複数人と同時にコミュニケーションを取るVTuberとは異なり、キャストと一対一で会話できるのが特徴の一つである。特定の季節には特別衣装や新空間が実装される。 予約の10分前までにアプリを起動し、入室後はオンラインにすることで、キャストと会話を楽しむことができる。利用時間は一人当たり30分。 β版が2019年7月16日から8月15日まで配信されたのち、12月5日に正式版がリリースされた。当初は11月中のリリースを目指していたが、延期された。12月12日にはアプリの更新も行われている。 2020年12月に総務省主催「異能vation」2020年度ジェネレーションアワード部門にノミネート。 正式版で変更された機能は以下の通り。 3Dキャラクター投稿・共有プラットホーム「VRoid Hub」との連携機能を新たに搭載 チケット購入・選択が公式サイトで可能になる。 キャストモデル・ゲストモデルのブラッシュアップ。 空間オブジェクト「カフェ」のブラッシュアップ、新しいオブジェクトの追加 空間用BGMの新規搭載 正式版リリース後もアプリの更新と共に新機能の追加が継続的に行われている。 2020年3月3日追加実装。 ゲスト側から音量調整が可能に 入室時間と同時に自動でオンラインとなる「自動オンライン機能」の追加 姿勢を正す機能の精度向上 2019年12月2日からはオリジナルキャラクターのユメノが広報を担当している。 想定していた成長曲線を描くことが難しいとの理由で、2021年12月30日を以てサービス終了となった(同年12月31日 キャストのYouTube/SNS運用停止、2022年2月28日 公式/キャストのYouTube/SNSの非公開)。これに伴い、予定されていた男性キャストデビューも中止となった。なお、当初非公開化と明記されていたキャストのYouTube/SNSについては、2022年2月以降も公開継続の要望がなされた一部キャストのみ運営管理のもと、公開継続へと方針が転換されている(永続的ではないが、公開終了日は未定)。
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