モルゲン【モルゲン】(草花類)
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登録番号 | 第12541号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | モルゲン よみ:モルゲン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 12月 8日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に秋系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は黄橙色の中輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅は広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは長、葉の基部の形は凸、一次欠刻はやや深、表面の色及び裏面の色はやや淡、毛じの多少はやや少、光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは中、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅は中、外花弁の表面の色は黄橙(JHS カラーチャート1907)、裏面の色は明黄(同2506)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「セイメイプル」と比較して、葉の基部の形が凸であること、外花弁の表面の色が黄橙(同1907)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に秋系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
モルゲン
モルゲン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 14:18 UTC 版)
モルゲン(Morgen)は、かつてドイツ・オランダ・ポーランド、およびオランダの統治下における南アフリカ・台湾で使用されていた面積の単位である。その広さは地域により様々で、0.2ヘクタールから1ヘクタールの幅があった。また、プロイセン・バルカン半島・ノルウェー・デンマークでも使用されており、その大きさは約0.27ヘクタールであった。
Morgenとはドイツ語およびオランダ語で「朝」を意味する言葉である。1頭の農耕牛が午前中に耕すことのできる面積として定義されたことに由来するもので、この由来はヤード・ポンド法のエーカーに似ている。"Morgen"は通常、"Tagwerk"(丸一日で耕すことのできる面積。英語に直訳すると"day work")の60 - 70%とされた。
1869年、北ドイツ連邦は1モルゲンを0.25ヘクタール(2500平方メートル)に固定したが、現在では多くの農地で1ヘクタールを1モルゲンとしている。モルゲンの下の単位に、ヤード・ポンド法のロッドに相当するルート(rute)があったが、長さ5メートルと規定されたメートル法化ルートは普及しなかった。
台湾では、モルゲンに由来する甲という単位が現在でも使用されている。1甲は2934坪である。
ドイツ
下表は、ドイツの各地で使用されていたモルゲン(および、それに類する単位)の大きさである。モルゲンの大きさは、肥沃な土地や平野の広がる土地、すなわち耕作のしやすい地域では大幅に大きくなる傾向があった。モルゲンの下の単位は、ヤード・ポンド法の平方ロッドに相当するQuadratruteであった。
地域(時期) | 単位名称 | m² | 本来の定義(QR = Quadratrute) |
---|---|---|---|
メートル法化モルゲン | Viertelhektar = vha | 2,500 | (100 QR) |
ホンブルク | 1,906 | 160 QR | |
フランケン | 2,000 | ||
フランクフルト | Feldmorgen | 2,025 | 160 QFeldR |
オルデンブルク | 2,256 | ||
カッセル | Acker | 2,386 | 150 QR |
プロイセン (1816–1869) | Magdeburger Morgen | 2,553.22 | 180 QR |
ヴァルデック=ピルモント | |||
ブレーメン | 2,572 | 120 QR | |
シャウムブルク | 2,585 | 120 QR | |
ハノーファー (-1836) | 2,608 | 120 QR | |
ハノーファー (1836-) | 2,621 | 120 QR | |
ケルン ラインラント | Rheinländischer Morgen | 3,176 | 150 QR |
ベルク | Bergischer Morgen | 2,132 | 120 QR |
ヴュルテンベルク (1806–1871) | 3,152 | 384 QR | |
フランクフルト | Waldmorgen | 3,256 | 160 QWaldR |
ブラウンシュヴァイク | Waldmorgen | 3,335 | 160 QR |
バイエルン | Tagwerk | 3,407 | 400 QR |
バーデン | 3,600 | 400 QR | |
オルデンブルク | Jück | 4,538 | 160 QR |
ダンツィヒ | ca. 5,000 | 300 QR | |
ホルシュタイン | Tonne (Tønde) | 5,046 | 240 QGeestR |
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン | Steuertonne | 5,466 | 260 QGeestR |
Kulmischer Morgen | 5,601.17 | 300 QR | |
東フリースラント | Diemat (h) | 5,674 | |
メクレンブルク | 6,500 | 300 QR | |
アルテス・ラント (Harburg & シュターデ) | 8,185 | ||
ハンブルク | 9,658 | 600 QGR | |
ケーディンゲン | Marschmorgen | 10,477 | |
アルテス・ラント | 10,484 | 480 QR | |
Hadeln | 11,780 | 540 QR |
類義語
古代ローマには2頭の牛が午前中に耕す広さ、ユゲルムがある[1]。
脚注
- ^ 『はかりきれない世界の単位』株式会社創元社、2017年6月20日、25頁。
参考文献
この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). “Morgen”. Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 18 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 836.
関連項目
モルゲン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 18:16 UTC 版)
ドイツ語のGuten Morgenで、「おはようございます」の意味。作中では「もるげん」「もる〜」など日常の挨拶に多用される。
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