めぐみ白鳳【メグミハクホウ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10250号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | もも | |
登録品種の名称及びその読み | めぐみ白鳳 よみ:メグミハクホウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 佐橋優 | |
品種登録者の住所 | 愛知県犬山市大字五郎丸字郷瀬川71番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐橋優 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「白鳳」の枝変わりであり、果実の外観が円、大きさがやや大、果皮の地色及び果肉の色が乳白の育成地(愛知県犬山市)では7月上旬に成熟する早生種である。樹姿は中間、樹の大きさ、樹勢、枝梢の太さは中、節間長はやや短、色は赤褐である。葉身の形は長、鋸歯の形は中、葉縁の波打ちは少、葉の大きさは中、色は緑、蜜腺の形は球腎である。花形は普通咲、大きさは中、花弁の数は単弁、形は楕円、色は淡桃、花粉の多少は有、がく筒の形は鐘、がくの色は緑である。果実の外観は円、果頂部の形は凹、凹は浅、梗あの深さ、広さ、赤道部の縫合線は中、果頂部の縫合線は浅、果実の大きさはやや大、果皮の地色は乳白、着色は多、濃さは濃、形は条及びぼかし、切った直後の果肉の色は乳白、果肉内の着色は少、核周囲の着色は無、果肉の粗密は密、果肉繊維の多少は少、果皮の剥皮性は易、肉質は溶質、果汁の多少及び甘味は多、酸味及び渋味は微、苦味は無である。核と果肉の粘離は粘核、核の形は短楕円、大きさは中、色は褐、核面の粗滑は粗である。開花期は中、成熟期(満開~成熟までの日数)は81~90日で育成地においては7月上旬である。生理落果は少、核割れの多少はやや少、裂果は無、果実の日持ちは中である。「白鳳」と比較して、果肉内の着色が有ること、成熟期が早いこと等で、「日川白鳳」と比較して、葉身の形が長いこと、甘味が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に育成者の自園(愛知県犬山市)において「白鳳」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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