ムィコラーイウ_(フリゲート)とは? わかりやすく解説

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ムィコラーイウ (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/07 02:17 UTC 版)

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ベズコリーズネンヌィイ
U133 ムィコラーイウ
1989年12月22日地中海上で撮影された
ベズコリーズネンヌィイ
艦歴
ベズコリーズネンヌィイ
Безукоризненный
起工 1978年7月12日 ザリーフ造船所
所属 ソ連海軍黒海艦隊
ロシア海軍黒海艦隊
進水 1979年6月3日
竣工 1979年12月29日
退役 1997年7月14日
除籍 1997年9月8日
U133 ムィコラーイウ
U133 Миколаїв
編入 1997年8月1日
所属 ウクライナ海軍
除籍 2001年
要目
艦種 フリゲート
艦型 1135号計画「ブレヴェースニク」型
工場番号 15
排水量 基準排水量 2835 t
通常排水量 3013 t
満載排水量 3191 t
最大排水量 3436 t
全長 122.9 m
全幅 14.19 m
喫水 7.21 m
機関 ガスタービン混合機関 M-7K
ガスタービンM-62 2 基 12000 馬力
ガスタービンM-8K 2 基 36000 馬力
ボイラー 2 缶
推進 2推進
速力 最大速度 32.2 kn
巡航速度 14 kn
航続距離 5000 /14 kn
1600 浬/31 kn
乗員 197 名
武装 URPK-5「ラストルーブB(ラストループB)」4連装対ミサイル発射機 1 基
AT-2UM魚雷装備の85RUミサイル 4 発
ZIF-122「オサーM2」艦対空ミサイル連装発射機 2 基
9M33Mミサイル 20 発
76.2 mm連装両用AK-726 2 基
30 mm6砲身機関砲AK-630M 2 基
533 mm4連装魚雷発射管ChTA-53-1135[1] 2 基
12連装対潜ロケット弾発射機RBU-6000「スメールチ2」 2 基
RGB-60ロケット弾 96 発
IGDM-500 16 個[2]
KSM 12 個[2]
クラーブ(クラープ) 14 個[2]
戦闘情報指揮装置 「プランシェート35」
電探 汎用捜索電探MR-310「アンハラーA(アンガラーA)」 1 基
水上捜索電探「ヴォールハ(ヴォールガ)」 1 基
射撃管制装置 射撃管制電探4R33 1 基(「オサーM2」用)
射撃管制電探「ムソーン(ムッソーン)」 2 基(「ラストルーブB」用)
射撃管制レーダーMR-105「トゥレーリ」 1 基(主砲用)
ソナー 固定式ソナーMH-332「トィターン2(チターン2)」 1 基
曳航式ソナーMH-325「ヴェーハ(ヴェーガ)」 1 基
電子戦装備 「スタールト」 1 基
音響防御装置BAT-1 1 基
16連装デコイ発射機PK-16 4 基
IFF レーダー識別装置「ニフローム」
その他 光学電子装置MT-45 1 基
通信装備 一式
搭載機 なし
脚注
  1. ^ SET-65または53-65K魚雷を使用。
  2. ^ a b c 機雷はIGDM-500、KSM、「クラーブ」のいずれかを搭載した際の最大積載数。

U133 ムィコラーイウ(ミコライフとも[1]ウクライナ語:U133 Миколаївムィコラーイィウ)は、ウクライナ海軍フリゲート(Фрегат)である。艦名は、ウクライナ南部の都市ムィコラーイウに由来する。ロシア語名ではニコラーエフ(Николаевニカラーイェフ)となる。

概要

ムィコラーイウは、1135号計画「ブレヴェースニク」型警備艦の19番艦ベズコリーズネンヌィイ(ロシア語:Безукоризненныйビズカリーズニェンヌィイ)として1977年5月16日付けでソ連海軍に登録された。艦名は、ロシア語で「非の打ち所のない、申し分のない」という意味の形容詞である。

1978年7月12日には、工場番号第15号艦としてウクライナ共和国ケルチのB・Ye・ブートマ記念ザリーフ造船所第15工場で起工された。1979年6月3日に進水、同年12月29日に竣工してソ連海軍に編入された。海上公試ののち、1980年3月3日付けでセヴァストーポリを母港とする黒海艦隊に編入された。

1981年9月27日から10月2日にかけてはアルジェリアジジェル1987年3月26日から3月31日にかけてはトルコイスタンブール1991年8月15日から8月19日にかけてはルーマニアコンスタンツァを訪問した。1985年6月10日から6月30日にかけては、ブルガリア海軍警備艦とともに共同演習を行った。[2]

ソ連崩壊後はロシア海軍黒海艦隊に編入された。1994年には、高水準の錬度に対する海軍司令官賞を獲得した。

1997年7月14日付けでロシア海軍を退役し、同年8月1日付けでウクライナ海軍へ編入された。南ウクライナの都市に因んでムィコラーイウと改称、艦番号はU133とされた。1997年9月8日にロシア海軍から除籍された。

その後、事実上ウクライナ海軍はムィコラーイウを予備艦としてセヴァストーポリ港に係留し続けた。最終的に艦は2001年に除籍され、解体された。

脚注

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  1. ^ 表記についてはムィコラーイウ#名称を参照。
  2. ^ Вимпел / Походите на българските кораби в Средиземно море в състава на Обединените ескадри (ブルガリア語)

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