ミステリーボニータ版
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「パズルゲーム☆はいすくーる」の記事における「ミステリーボニータ版」の解説
2002年より少女漫画誌「ミステリーボニータ」(秋田書店)に移籍して再開したシリーズ。葉蔓高校を舞台とするシリーズの原点に戻り登場人物の設定等も旧作から引き継いでいるが、時代設定は執筆時点の現代に置き換えられており、旧作時点で普及していなかったインターネットや携帯電話といったIT機器も登場する。また、新たな準レギュラーキャラクターとして大門高校の海東健と有田恒彦が登場するようになった。途中でタイトルを改め、巻数をリセットした。頻度は低いが旧シリーズと同様に「Jr.はいすくーる」や「NEXTゼネレーション」といった主人公が学生時代の番外編も掲載されている。2016年より高校卒業後の専門学校編に移行したが、『パズルゲーム☆はいすくーるX(キッス)』の最終回は特に区切りをつける内容ではない普通の話だったため、高校生編が完結したわけではない。作者は公式サイトにおいて「葉蔓高校の卒業式はシリーズ最終回に描くことになると思うが、まだ終わらせる気はない」という趣旨のコメントをしていた。 『新パズルゲーム☆はいすくーる』(2002年 - 2008年、全6巻)話数カウントはCASE 1 - 30。1巻は花とゆめに掲載されたが単行本未収録だった「NEXTゼネレーション」が2本収録。 『パズルゲーム☆はいすくーるX(キッス)』(2008年 - 2015年、全8巻)話数カウントはX-1 - 35。3巻に「Jr.はいすくーる」のEXERCISE 8、4巻と5巻に葉蔓高校に入学した日向子が主人公の「NEXTゼネレーション」続編「パズルゲーム☆NEXT」(NEXT 1 - 4)が2話ずつ掲載。 『パズルゲーム☆プレステージ』(2016年 - 2020年、全4巻) - 専門学校編話数カウントはLesson。探偵を目指す香月が専門学校で色々な資格を取得しつつ大地やミステリ研の仲間と共に事件を解決する。 『パズルゲーム☆ミステール』(2020年、全1話)前作『パズルゲーム☆プレステージ』の最終話で脳梗塞で倒れた「カフェ・ミステール」の店長に代わり香月が代理店長となり、推理を展開する。野間が2020年5月に急逝したため、第1話のみで打ち切りとなった。 全1話のため単行本化はされていないが、同じく遺作となった『パズルゲーム☆サクシード』(白泉社)の最終巻に併録された。また、ミステリーボニータ2020年8月号では第1話を関係者の追悼イラスト・メッセージと共に再録した小冊子「野間美由紀メモリアルBOOK ~パズルゲーム☆ミステール~」が付録となったが、ボニータ・コミックス風の装丁となっている。
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