マルセイユ【マルセイユ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4691号 |
登録年月日 | 1995年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | マルセイユ よみ:マルセイユ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 8月 23日 | |
品種登録者の名称 | フレッター・エン・デン・ハーン・ベヘール社 | |
品種登録者の住所 | ウフストヘーステルヴェッハ 202A,2231 BD レインスブルフ オランダ王国 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローアフレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の無名実生種どうしを交配して選抜,育成されたものであり,花はやや大輪で黄白色の切花向きの中生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は 5.0~ 9.9㎜,色は上部は淡褐,中部及び下部は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部が 5㎜未満,止め葉下が40~59㎜である。葉序は5/13,葉全体の形は狭披針形,葉身の中央部のそりは内反転,先端部の反りは水平,ねじれは無,葉長は 9~11㎝,葉幅は10~19㎜,数はかなり多,着生角度は60~89°である。つぼみの形はⅡ型,花の向きは30~59°,花房の形状は総状花序,花形はスカシユリ型で一重,花径は 150~ 179㎜,内花被の長さは 9~12㎝,幅は40~49㎜,外花被の長さは9~11㎝,幅は30~39㎜である。花色は花弁の基部,地色及び縁部は黄白(JHSカラーチャート2502),中肋部は濃紫ピンク(同9713),裏面は鮮紫ピンク(同9204)である。内花被1枚の斑点は30~39,外花被は10~19,内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被及び外花被の反転の程度はⅦ型,花被のねじれは 1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は桃,花粉の色は黄褐,第1花梗の長さは60~89㎜,太さは中,花梗の色は淡褐,向きは60~89°,1花茎の花数は中,花の香りは無,開花期は中である。 「サンセレー」と比較して,葉全体の形が狭披針形であること,花弁中肋部の色が濃紫ピンクであること,裏面の色が鮮紫ピンクであること,内花被1枚の斑点の数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(オランダ王国)において,1981年に出願者所有の無名実生種どうしを交配し,1983年に開花した個体の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査をし,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
固有名詞の分類
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